プロジェクトレポート 2022西表野生生物保護センター リニューアル

豊かな「いのちのつながり」と「保全・保護意識」を啓発する活動拠点

生態系の象徴として、展示室中央にイリオモテヤマネコ展示を配置
生態系の象徴として、展示室中央にイリオモテヤマネコ展示を配置
西表島の豊かな生態系をイラスト、はく製、映像を組み合わせて表現
西表島の豊かな生態系をイラスト、はく製、映像を組み合わせて表現
ヤマネコの視点で島内の生態系や自動車の危険性を体感する
ヤマネコの視点で島内の生態系や自動車の危険性を体感する
美しい景観やイリオモテヤマネコの写真ギャラリー
美しい景観やイリオモテヤマネコの写真ギャラリー
島内情報や運転時の注意を促すウェルカムマップ
島内情報や運転時の注意を促すウェルカムマップ
イリオモテヤマネコのイラストで出迎える展示導入
イリオモテヤマネコのイラストで出迎える展示導入
普段触ることができないイリオモテヤマネコに触れる体験
普段触ることができないイリオモテヤマネコに触れる体験
野生生物をまもる取り組みは専用の部屋で重点的に紹介
野生生物をまもる取り組みは専用の部屋で重点的に紹介
ロードキルの危険性を疑似体験するシミュレーター
ロードキルの危険性を疑似体験するシミュレーター
調べものや観光の合間に一息つけるライブラリー
調べものや観光の合間に一息つけるライブラリー
  • 生態系の象徴として、展示室中央にイリオモテヤマネコ展示を配置
  • 西表島の豊かな生態系をイラスト、はく製、映像を組み合わせて表現
  • ヤマネコの視点で島内の生態系や自動車の危険性を体感する
  • 美しい景観やイリオモテヤマネコの写真ギャラリー
  • 島内情報や運転時の注意を促すウェルカムマップ
  • イリオモテヤマネコのイラストで出迎える展示導入
  • 普段触ることができないイリオモテヤマネコに触れる体験
  • 野生生物をまもる取り組みは専用の部屋で重点的に紹介
  • ロードキルの危険性を疑似体験するシミュレーター
  • 調べものや観光の合間に一息つけるライブラリー

豊かな「いのちのつながり」と「保全・保護意識」を啓発する活動拠点

西表いりおもて野生生物保護センターは、西表島の希少な野生生物の保護活動や研究を目的として平成7年(1995年)に開館した施設である。世界遺産登録後の観光客増加により、生態系への影響が懸念され、その保全・保護の啓発を目的に令和4(2022)年に展示リニューアルが行われた。
絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコをはじめ、数多くの種が生息する西表島特有の生態系の豊かさをわかりやすく伝えるために、西表の特徴的な自然景観を展開したグラフィックウォールに、イラストや写真、剥製、映像、体験装置など、多彩な要素をダイナミックに配置し、多様な生きものが豊かな自然の中で共存する「いのちのつながり」を体感的に理解できる空間とした。また、イリオモテヤマネコを自動車が轢いてしまう“ロードキル”の実態を疑似体験するシミュレーターや、具体的な保護活動の状況を伝えるコーナーを独立して設けるなど、観光客や地元住民に生態系の保全・保護意識を促す機能も導入した。

公式サイト
https://iwcc.jp/
所在地
沖縄県八重山郡竹富町字古見
分野
専門(生きもの・環境保護啓発)
設立主体
環境省
開館年月
2022年(令和4年)7月1日
規模
延床面積 704.22㎡
展示面積 344.50㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事
受賞等
日本サインデザイン賞 入選/沖縄地区デザイン賞

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