プロジェクトレポート 2020おしかホエールランド 再建

復興を祈念し地域と共に創りあげた迫力ある展示空間

マッコウクジラの骨格標本展示
マッコウクジラの骨格標本展示
クジラの大きさを体感できるシアター
クジラの大きさを体感できるシアター
文化財レスキュー資料の収蔵展示
文化財レスキュー資料の収蔵展示
原寸大のザトウクジラが出迎えるエントランス
原寸大のザトウクジラが出迎えるエントランス
クジラの原寸大グラフィック
クジラの原寸大グラフィック
クジラの原寸大グラフィック
クジラの原寸大グラフィック
コククジラの骨格標本展示
コククジラの骨格標本展示
牡鹿の捕鯨文化年表
牡鹿の捕鯨文化年表
レイアウト変更可能な海の魅力発信展示
レイアウト変更可能な海の魅力発信展示
  • マッコウクジラの骨格標本展示
  • クジラの大きさを体感できるシアター
  • 文化財レスキュー資料の収蔵展示
  • 原寸大のザトウクジラが出迎えるエントランス
  • クジラの原寸大グラフィック
  • クジラの原寸大グラフィック
  • コククジラの骨格標本展示
  • 牡鹿の捕鯨文化年表
  • レイアウト変更可能な海の魅力発信展示

復興を祈念し地域と共に創りあげた迫力ある展示空間

2011年、東日本大震災の津波によって被災した「おしかホエールランド」の再建プロジェクト。震災ではクジラの生態や捕鯨に関する多くの資料が流出・水損したが、文化庁を中心とした文化財レスキューによりその一部を救出することができた。 救出された資料を可能な限り活用し当時の展示の要素を残しつつも、クジラの生態と牡鹿おしかの鯨文化を伝え、後世へと残していく新たな展示を構築した。展示面積は当時の半分以下に縮小されたが、クジラの大きさを体感できる「原寸」の展示を重視し、救出された骨格標本等の実物展示や、大型グラフィックを随所に展開し、迫力のある空間を創出した。また、地元住民の協力による再現展示や、語り部映像コンテンツの制作など、限られたレスキュー資料を補う展示を工夫。地元住民や地元宮城のクリエイターを巻き込み、展示を「地元の力でつくりあげる」というプロセスを通じて、復興へ向けた地域の機運醸成を目指した。

所在地
宮城県石巻市鮎川浜南43-1
分野
観光振興
設立主体
石巻市
開館年月
2020年(令和2年)7月22日
規模
延床面積 1,127.16㎡
展示面積 712.716㎡
業務範囲
基本構想
展示施設設計
展示制作・工事
受賞等
グッドデザイン賞2021 受賞( 外部リンク 外部リンク)※複合施設(ホエールタウンおしか)全体で受賞


日本サインデザイン賞 銅賞( 外部リンク 外部リンク)

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