プロジェクトレポート 2022奄美海洋展示館 リニューアル

水槽展示や体験エリアの充実で、水族館としての魅力をアップ

透明度を取り戻したメインの大水槽
透明度を取り戻したメインの大水槽
メイン大水槽上部のウミガメ餌やり場
メイン大水槽上部のウミガメ餌やり場
新たな水槽を設置し、刷新した水槽展示エリア
新たな水槽を設置し、刷新した水槽展示エリア
新たな水槽を設置し、刷新した水槽展示エリア
新たな水槽を設置し、刷新した水槽展示エリア
大型魚類も展示できるアイキャッチ水槽
大型魚類も展示できるアイキャッチ水槽
奄美の固有種・アマミホシゾラフグのミステリーサークル造形
奄美の固有種・アマミホシゾラフグのミステリーサークル造形
水槽展示を充実させた「奄美の生物多様性」コーナー
水槽展示を充実させた「奄美の生物多様性」コーナー
子どもたちが利用しやすい明るく開放的な「学び・遊び・体験」エリアに刷新
子どもたちが利用しやすい明るく開放的な「学び・遊び・体験」エリアに刷新
大浜海岸で打ち上げられたマッコウクジラの骨を象徴的に展示
大浜海岸で打ち上げられたマッコウクジラの骨を象徴的に展示
休憩スペースとして改修した舟大工小屋
休憩スペースとして改修した舟大工小屋
  • 透明度を取り戻したメインの大水槽
  • メイン大水槽上部のウミガメ餌やり場
  • 新たな水槽を設置し、刷新した水槽展示エリア
  • 新たな水槽を設置し、刷新した水槽展示エリア
  • 大型魚類も展示できるアイキャッチ水槽
  • 奄美の固有種・アマミホシゾラフグのミステリーサークル造形
  • 水槽展示を充実させた「奄美の生物多様性」コーナー
  • 子どもたちが利用しやすい明るく開放的な「学び・遊び・体験」エリアに刷新
  • 大浜海岸で打ち上げられたマッコウクジラの骨を象徴的に展示
  • 休憩スペースとして改修した舟大工小屋

水槽展示や体験エリアの充実で、水族館としての魅力をアップ

2021年に奄美大島が世界自然遺産に登録され、来訪者増大が見込まれた事から展示の全面リニューアルが計画された。開館から25年を経て老朽化が進む館の補修を行いつつ、予算内でどこまでの魅力化を図れるかが最大の課題であった。
透明度が失われたメインの大水槽は、水処理設備の改修と照明技術により視認性を回復。奄美の海中を模した環境の中を優雅に泳ぐウミガメや魚の様子を美しく見せるようにリニューアルした。もうひとつの目玉であるアイキャッチ水槽と子ガメの専用水槽は新規製作し、既存の個水槽などもフル活用しながら展示の数を増やすことで、水族館としての魅力を充実させた。
また、暗くて子どもたちがあまり利用していなかった2階展示室は、ガジュマルの植栽などの既存造形を活かし、明るい「学び・遊び・体験」エリアに刷新。メインの大水槽に偏りがちだった観覧のあり方を見直し、全館で楽しめるリニューアルを図り、島内唯一の水族館から、奄美随一の水族館としての魅力アップにつとめた。

公式サイト
https://www.ohama.marutani-amami.com/ocean-exhibition-hall
所在地
鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1
分野
水族館
設立主体
奄美市
開館年月
2022年(令和4年)3月24日
規模
延床面積  1,595.22㎡
展示面積  560.89㎡
業務範囲
基本計画
展示施設設計
展示制作・工事

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