プロジェクトレポート 2024札幌市青少年科学館 展示リニューアル
「あたりまえ」の殻を突き破り「新しい学びのチカラ」を育む科学館
「あたりまえ」の殻を突き破り「新しい学びのチカラ」を育む科学館
札幌市青少年科学館は、北方圏の拠点都市・札幌の特色を踏まえた理工系科学博物館として昭和56年に開館した。開館40年を経過して社会環境は大きく変貌し、現在は様々な課題が山積している。今回のリニューアルでは次代を生きる子供たちが創造的に生き抜く力を育むことを目指して、「あたりまえ」の殻を突き破り「新しい学びのチカラ」を育む科学館をコンセプトとした。
「雪氷エリア」と「環境・気象エリア」というつながりの深いテーマの一体的な整備や、エリアを区分しつつ相互のテーマを緩やかにつなぐ動線「サイエンスストリート」を設定するなど、展示分野の再整理と役割の明確化、それに伴う配置の見直しを行った。除雪車の操作や、カーリング体験、地形の変化と川の凍結の関係をシミュレートする展示など、日常的に馴染みのあるテーマに、自ら考え工夫し発見する手法を随所に導入した。また、氷点下30℃の極寒体験や、企業・大学等との連携展示等も充実し、多様な市民が楽しみながら学べる科学館の創造を目指した。
- 公式サイト
- https://www.ssc.slp.or.jp/
- 所在地
- 北海道札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20
- 分野
- 科学系文化施設
- 設立主体
- 札幌市
- 開館年月
- 2024年(令和6年)4月1日
(リニューアル) - 規模
- 延床面積 10,017㎡
展示面積 5,100㎡ - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
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