プロジェクトレポート 2024仙台市科学館 4階常設展示室リニューアル
「ふれる科学、ためす科学」を進化させたリニューアル
「ふれる科学、ためす科学」を進化させたリニューアル
1990年の開館以来のコンセプトである「ふれる科学、ためす科学」を受け継ぎ、より進化させることを目指し、4階常設展示室のリニューアルを行った。
4階は2つのエリアで構成されており、自然史系「宮城・仙台の自然」エリアでは、宮城・仙台の植生を合わせて展示構成を再編集したほか、既存の膨大な標本資料や展示システム(グリッドユニットなど)を可能な限り再利用し、探す、覗く、発見するなど、空間を巡りながら科学の不思議と出会う空間を構築。新たな体験価値を随所に付加することで、自然に関する多様な見方・観察の視点をより一層育む展示とした。一方の理工系「科学の探究」エリアでは、身の回りのものごとを単位という視点で見る事で新たな発見が生まれる面白さを、モノと映像を組み合わせたインタラクティブな展示手法で表現した。
また、演出無しに科学現象をありのまま見せることで、その現象を来館者が試しながら実験し理解を深めるしくみを構築。大きな進化をとげた展示室は、市民のさらなる科学学習を促す場として期待されている。
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区台原森林公園4-1
- 分野
- 科学館
- 設立主体
- 仙台市
- 開館年月
- 2024年(令和6年)4月26日(リニューアル)
- 規模
- 延床面積 12,207.70㎡
展示面積 3,880㎡
うちリニューアル面積 1,800㎡ - 業務範囲
- 基本計画
展示施設設計
展示制作・工事
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