プロジェクトレポート 2021長崎市恐竜博物館
恐竜を核に「はるかな過去の長崎」を体感・体験する博物館
恐竜を核に「はるかな過去の長崎」を体感・体験する博物館
長崎半島西海岸に分布する白亜紀後期の三ツ瀬層では、ティラノサウルス科の大型種としては国内初となる化石の他、多種多様な化石が見つかっている。これらを市民の学習や地域振興、観光促進に有効活用すべく本施設は計画された。 展示では、海に面したロケーションをいかし、同時期の貝化石が発掘された軍艦島(端島)を臨むようにティラノサウルスの標本を配置。軍艦島と長崎半島をつなぐ観光周遊の促進を企図した。展示する標本は、来館者が様々な角度から間近に観察できるように骨格の配置角度などを調整。8100万年前(白亜紀)の長崎の環境を再現した20m×7mの大壁画も設置し、迫力ある恐竜の姿を体感できる展示とした。その他、3Dプリンターで再現した化石に触れて形状を探るハンズオン展示やARによる映像演出、ナイトツアーを意識した照明など、来館者の探究心を触発する様々なしかけを導入。恐竜を核に「はるかな過去の長崎」を体感・体験できる博物館づくりをめざした。
- 公式サイト
- https://nd-museum.jp/
- 所在地
- 長崎県長崎市野母町568-1
- 分野
- 自然史
- 設立主体
- 長崎市
- 開館年月
- 2021年(令和3年)10月29日
- 規模
- 延床面積 2,594㎡
展示面積 1,190㎡ - 業務範囲
- 展示制作・工事
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