プロジェクトレポート 2015NIFREL(ニフレル)

水族館の概念を超えて

独創的な環境造形と迫力のトラ
独創的な環境造形と迫力のトラ
360°から眺められる円筒水槽
360°から眺められる円筒水槽
内照で魚の形が浮かび上がる
内照で魚の形が浮かび上がる
鏡による無限反射空間
鏡による無限反射空間
自然の姿を描く直径5m の球体映像
自然の姿を描く直径5m の球体映像
七色に照明が変化する空間
七色に照明が変化する空間
水槽と一体化した造形空間
水槽と一体化した造形空間
水面の見えるオープンな水槽群
水面の見えるオープンな水槽群
擬岩や植栽で環境を形成する2階
擬岩や植栽で環境を形成する2階
生きものが自由に動き回るエリア
生きものが自由に動き回るエリア
  • 独創的な環境造形と迫力のトラ
  • 360°から眺められる円筒水槽
  • 内照で魚の形が浮かび上がる
  • 鏡による無限反射空間
  • 自然の姿を描く直径5m の球体映像
  • 七色に照明が変化する空間
  • 水槽と一体化した造形空間
  • 水面の見えるオープンな水槽群
  • 擬岩や植栽で環境を形成する2階
  • 生きものが自由に動き回るエリア

水族館の概念を超えて

「感性にふれる」をコンセプトに、海遊館がプロデュースした「ニフレル」。 当社は構想段階から参画し、従来の動物園・水族館にない表現を行いました。これまでは生物の生息環境を再現し、生態を解説することが中心でしたが、ニフレルでは来館者自身の感性で生きものの美しさを発見・感動できるよう展示しました。1階はテーマ毎に個水槽を設置。造形環境や、映像・音楽・照明・インタラクティブアートを駆使した環境演出で、生きものや自然の魅力を空間全体で感じられるアクアインスタレーションとしました。2階の大空間では、水辺にすむ大型動物の展示や、生きものが来館者の周りを自由に動き回るエリアを設置。境界を感じさせない空間デザインで、生きものと来訪者を身近にしています。またショップやカフェ内装、サインも担当し展示全体に至る意匠を統一。飼育、運営、建築とあわせひとつの芸術的な空間となっています。

公式サイト
http://www.nifrel.jp/
所在地
大阪府吹田市千里万博公園2-1
分野
水族館
設立主体
株式会社海遊館
開館年月
2015 年(平成27 年)11 月19 日
規模
敷地面積 171,485 ㎡
延床面積  7,220 ㎡
展示面積  3,469 ㎡
業務範囲
展示企画・構想
展示設計・施工
カフェ内装設計・施工
ショップ内装設計・施工
記念写真用造形設計・施工

建築設計・施工 竹中工務店

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プロジェクトインタビュー:生きているミュージアム ニフレル 様

生きものたちが持つ多様な個性をテーマにした新しい施設を目指して
ピックアップ事例

生きものたちが持つ多様な個性をテーマにした新しい施設を目指して

 
「生きているミュージアム ニフレル」は、従来の水族館・動物園の枠にとらわれず、生きものが持つ多様な個性をテーマに、その魅力を間近で楽しめる国内でも類を見ない施設です。2015年の開館以来、斬新なアイデアのゾーンが次々に生まれ、現在も多くの人々がニフレルを訪れています。当社は海遊館のお仕事を皮切りに、ニフレルの計画段階から長きにわたり、プロジェクトをお手伝いさせて頂いております。本稿では、ニフレルの小畑館長と当社のプロジェクト担当者が、対談形式でプロジェクトへの想いやこだわりを語っています。

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