プロジェクトレポート 2009三菱一号館 歴史資料室

丸の内の歴史と文化を掘り起こす文化発信スペース

室全景:企画展開催時のようす
室全景:企画展開催時のようす
常設展示物:三菱一号館の当初の姿を偲ぶ再現模型
常設展示物:三菱一号館の当初の姿を偲ぶ再現模型
室全景
室全景
  • 室全景:企画展開催時のようす
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丸の内の歴史と文化を掘り起こす文化発信スペース

日本近代建築の父と言われるジョサイアコンドル設計の事務所建築が、かつて建っていた場所に復元再建され、機能を改め美術館として再オープンした。この一階に一号館建設当初の様子がわかる執務空間を再現し、一号館の復元の記録と丸の内の歴史と文化を紹介するスペースとして整備された。常設展示は明治・大正期の想定復元家具と共に、ビジネスマンのスーツ、一号館建設当時の姿を再現した細密模型、丸の内の歴史や復元建築の見どころを紹介する映像などを設置し、一号館や丸の内の歴史と文化をわかりやすく展示している。また、美術館の企画展と連動したミニ企画展も開催するなど、イベントスペースとしても活用され、美術館への集客と丸の内の都市観光に寄与する多目的な利用ができるようにしている。美術館活動に華を添え、一般の方々の丸の内への来街を促す、丸の内における貴重な文化発信スペースとなっている。

所在地
東京都千代田区丸の内2-6-2
分野
歴史(資料室)
設立主体
三菱地所株式会社
開館年月
2009年(平成21年)
規模
展示面積 約60㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事

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