プロジェクトレポート 2022石川県立図書館 移転リニューアル

膨大な蔵書との多彩な出会いを生み出す図書館展示システム

膨大な蔵書との多彩な出会いを生む展示を、劇場型図書館の中心部に配置
膨大な蔵書との多彩な出会いを生む展示を、劇場型図書館の中心部に配置
来館者の興味関心にアプローチし、書棚へといざなう図書館展示
来館者の興味関心にアプローチし、書棚へといざなう図書館展示
「本と出会う12のテーマ」を象徴する関連資料を展示した「本との出会いの窓」
「本と出会う12のテーマ」を象徴する関連資料を展示した「本との出会いの窓」
「本との出会いの窓」から誘導される「本と出会う12のテーマ」
「本との出会いの窓」から誘導される「本と出会う12のテーマ」
関連する書籍のつながりを映し出す検索システム「ブックリウム」
関連する書籍のつながりを映し出す検索システム「ブックリウム」
県内の様々な情報と図書とをキーワードでつなぐ「デジタル書架」
県内の様々な情報と図書とをキーワードでつなぐ「デジタル書架」
石川の文化と自然をテーマにした「ブックアート」
石川の文化と自然をテーマにした「ブックアート」
様々な展示や催事に対応できるように、可変型什器を採用した「企画展示コーナー」
様々な展示や催事に対応できるように、可変型什器を採用した「企画展示コーナー」
膨大な書籍を眺望できるブリッジ
膨大な書籍を眺望できるブリッジ
文化交流エリア内の「食文化体験スペース」
文化交流エリア内の「食文化体験スペース」
  • 膨大な蔵書との多彩な出会いを生む展示を、劇場型図書館の中心部に配置
  • 来館者の興味関心にアプローチし、書棚へといざなう図書館展示
  • 「本と出会う12のテーマ」を象徴する関連資料を展示した「本との出会いの窓」
  • 「本との出会いの窓」から誘導される「本と出会う12のテーマ」
  • 関連する書籍のつながりを映し出す検索システム「ブックリウム」
  • 県内の様々な情報と図書とをキーワードでつなぐ「デジタル書架」
  • 石川の文化と自然をテーマにした「ブックアート」
  • 様々な展示や催事に対応できるように、可変型什器を採用した「企画展示コーナー」
  • 膨大な書籍を眺望できるブリッジ
  • 文化交流エリア内の「食文化体験スペース」

膨大な蔵書との多彩な出会いを生み出す図書館展示システム

本施設は「思いもよらない本との出会いや体験によって、自分の人生の1ページをめくることができる場所」をコンセプトに計画。膨大な蔵書との多彩な出会いを生み出す展示開発が命題であった。
新しい書棚のあり方として、従来の図書分類にとらわれない身近で馴染み深い「本と出会う12のテーマ」へいざなう「本との出会いの窓」では、図書と合わせてテーマを象徴する関連資料を展示。伝統文化や里山里海をテーマにした「里の恵み・文化の香り〜石川コレクション〜」のコーナーでは、本とともに伝統工芸品等の実物資料を展示し興味の喚起を図った。
100万冊に及ぶ膨大な蔵書の相互のつながりを表現した「ブックリウム」では、デジタル技術により、気になる本や思いつく言葉から関連書籍群が星座のように展開される空間を構築。
来館者の潜在的な興味関心にアプローチし、読みたくなる書籍を感覚的に探し出せる場とした。随所に本との新鮮な出会いを生み出すしくみを導入することで利用促進はもとより、新たな発見が来館者のさらなる知を広げ人生を豊かにしていく画期的な図書館を実現した。

公式サイト
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/
所在地
石川県金沢市小立野2丁目43-1
分野
図書館、人文系文化施設
設立主体
石川県
開館年月
2022年(令和4年)7月16日リニューアルオープン
規模
延床面積 22,720㎡
展示面積  1,006㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事
受賞等
第33回AACA賞
第55回中部建築賞

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プロジェクトインタビュー:石川県立図書館 様

“思いもよらない本との出会いを生み出す”新たな概念の図書館を目指して
ピックアップ事例

“思いもよらない本との出会いを生み出す”新たな概念の図書館を目指して

 
石川県立図書館は、旧館の老朽化・狭隘きょうあい化により、金沢市小立野の地に移転し2022年7月にリニューアルオープンしました。「思いもよらない本との出会いや体験によって、自分の人生の1ページをめくることができる場所」をコンセプトに計画された石川県立図書館には、従来の図書館には見られないさまざまな新しい試みが導入されています。本稿では、石川県立図書館様のご担当者と当社のプロジェクト担当者が、新しい図書館のしくみをどのようにつくり上げていったのか、プロジェクトに込めた思いやこだわりを語っています。

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