プロジェクトレポート 2016姫路文学館 リニューアル
文学や文人に興味をもたせる試みを実現したリニューアル
文学や文人に興味をもたせる試みを実現したリニューアル
本施設は建物、設備の老朽化にともない、開館して25年目の今年、外観デザインは継承しつつ展示の全面改修をおこなった。リニューアルにあたっては、「よりわかりやすく親しみやすい展示」のコンセプトのもとさまざまな展示の工夫と挑戦を試みた。生まれ変わった文学館のみどころは、姫路城にまつわる物語や歴史を紹介する「ものがたり回廊」、播磨ゆかりの文人の人生観と向き合う「ことばの森」、播磨国風土記のおはなしをモビールで紹介した「よいこのへや」など、多様なアプローチによって幅広い年齢層に対応できる展示とした。歴史考証画家や、墨絵画家をはじめ、多くのアーティストが文学や文人の世界を表現することで、姫路文学館固有の世界観が生まれた。また、情報の鮮度を保つために、デジタル・サイネージと、マグネットパネルなどを組み合わせ、展示内容の更新性を高めるとともに、展示環境の向上を実現した。
- 所在地
- 兵庫県姫路市山野井町84
- 分野
- 文学館
- 設立主体
- 姫路市
- 開館年月
- 2016年(平成28年)7月30日
- 規模
- 建築面積 北館 1,324㎡/南館 1,360㎡
延床面積 北館 3,815㎡/南館 2,533㎡
展示面積 北館 912㎡/南館 607㎡ - 業務範囲
- 展示基本設計
展示実施設計
展示制作・工事
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