プロジェクトレポート 2015東京都江戸東京博物館 リニューアル
来館者の変化とニーズに応えた展示リニューアル
来館者の変化とニーズに応えた展示リニューアル
1993年開館した江戸東京博物館は、開館22年を迎えた2015年、常設展示室の改修を行った。年間80万人を超える来館者を迎える当館では、照明設備・映像設備、什器等の経年劣化への対応とともに、近年の外国人観光客の増加などの社会変化と多様化する利用者ニーズへの対応を重視した改修となった。 既存の模型は最新の映像技術で演出を深め、「公団住宅」模型や最新の研究成果による1/200スケールの「江戸城本丸・二丸御殿」模型を新設した。また、江戸東京ゆかりの勝海舟を扱う「江戸から東京へ」、各年代の東京を展示した「現代の東京」の新コーナーを設け、体験展示を増やすなど利用者の期待に応えた。 一方、ソフト面では2020年の東京オリンピック開催に向けて外国人観光客の増加が見込まれることから、グラフィックの視認性を高め、解説文は多言語化を推進するなど、更なる集客力の向上をめざしている。
- 所在地
- 東京都墨田区横網1-4-1
- 分野
- 歴史
- 設立主体
- 東京都
- 開館年月
- 2015年(平成27年)3月
- 規模
- 展示面積 約9,000㎡
※常設展示室リニューアル - 業務範囲
- 展示改修基本構想
展示改修基本設計・実施設計
展示改修業務
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