プロジェクトレポート 2016フェザーミュージアム リニューアル
国内外1万点以上の資料を収蔵する専門博物館が体験型企業ミュージアムとしてリニューアル
プロジェクトの狙い・課題
■企業PRにとどまらず、刃物文化を浸透させる。
■自社製品を始めとする刃物製品に親しみを持ってもらう。
取り組みの視点・解決策
■「切る」をテーマにした様々なコンテンツで刃物と人間との関わりを理解してもらう。
■歴代製品やTVCMなど、生活に密着したモノ・コトの紹介で身近な道具であることを理解してもらう。
いのちと暮らしを支える、刃物の体験型企業ミュージアム
2000年にカミソリ文化伝承館・フェザーミュージアムとして開設された当館は、「切るの未来を考える」をテーマにした体験型企業ミュージアムとしてリニューアルされた。1階では、戦前から現代までの最新医療用刃物などの替え刃他約400点が開発エピソードとともに語られる「フェザー・ヒストリー」や、時代を映す新聞広告やTVCMを見ることができる。2階では「切る」をテーマに古今東西の道具や仕事を資料や映像で紹介している。また、最新のメディカル製品や産業用刃物を扱った「精密刃物展示」、壁一面をガラスで仕上げて1万点以上の資料を見る事ができる収蔵展示、「切る」についてのクイズや物を切るさまざまな仕組みを体感しながら学べるコーナーも整備され、体感できるミュージアムに生まれ変わった。当施設は刃物のまち関市が整備する『刃物ミュージアム回廊』の先駆けとして地域の期待を受けている。
- 公式サイト
- https://www.feather-museum.com/
- 所在地
- 岐阜県関市日ノ出町1丁目17番地
- 分野
- 企業ミュージアム
- 設立主体
- フェザー安全剃刀株式会社
- 開館年月
- 2016年(平成28年)3月 リニューアル
- 規模
- 建築面積 742m²
延床面積 1,399m²
展示面積
1階 約530m²
2階 約600m² - 業務範囲
- 建築計画
展示施設設計
展示制作・工事
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