プロジェクトレポート 2019ヤマザキマザック工作機械博物館
“工作機械の進化”をダイナミックに体感できる博物館
“工作機械の進化”をダイナミックに体感できる博物館
トンネル状の歴史の導入部を抜け、産業革命のコーナーに入ると視界が一気に開ける。地下工場を改修した大空間に、国内外から収蔵された歴代の工作機械群がダイナミックに広がる。 一般に馴染みの薄い工作機械をわかり易く伝えるために、展示実機76台を全て整備し、実際に動かせる状態で展示。また機関車や飛行機などの大型工業製品の部品が工作機械でつくられていることをAR(拡張現実)を活用して伝える展示や、1台の電動機で複数の工作機械を同時に動かせるようにした「20世紀初頭の 段車 工場」の再現など、来館者の興味を喚起する展示を随所に導入している。 自動化、IoT化された機械加工工場「スマートファクトリー」の見学エリアも併設し、近未来も実感できる夢のある展示とした。その他、現代の名工らが教える「モノづくり体験室」や、工作機械による加工原理が学べるようにオリジナルロボットをつくるゲームも導入し、子供から学生、大人まで楽しみながら学べる施設とした。
- 所在地
- 岐阜県美濃加茂市前平町3-1-2
- 分野
- 企業博物館
- 設立主体
- ヤマザキマザック株式会社
- 開館年月
- 2019年(令和元年)11月2日
- 規模
- 延床面積 10,288㎡
展示面積 5,655㎡ - 業務範囲
- 基本計画
展示施設設計
展示制作・工事
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