プロジェクトレポート 2020
かごしま環境未来館 リニューアル



ゾーン3 私たちができること










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環境保全活動を喚起し広げる工夫を随所に散りばめた施設
本施設は、環境について関心や理解を深め、自発的に環境保全活動を実施するとともに、活動の輪を広げることを目的とした学習・活動拠点施設として整備された。
今回、展示は「気づく」「知る」「考える」「つなげる」の4ゾーンとし、具体的な行動を促す構成にリニューアルした。
展示のメインとなる「ゾーン3」では、イラストや図解を主体に「アイキャッチコピー」「必須訴求情報」「深堀情報」の3ブロックで構成されたグラフィックで学びを深耕。パズルやブロック等を取り入れた体験装置も組み合わせて、遊びながら環境問題を学べるようにした。
「ゾーン4」は教室に見立てた空間とし、デジタル地球儀を使って“地球の今”を探るコンテンツや、先生と生徒の掛け合いによる映像で、自分でもできる環境保全活動を楽しく学べるコーナーとした。
また、展示製作にあたっては、地元スタッフで体制を組むことで、地球環境の変化や市民活動の進展に伴う展示の更新・変更にも柔軟に対応できる仕組みを構築している。
■所在地 | 鹿児島県⿅児島市城⻄⼆丁⽬1-5 |
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■分野 | 自然 |
■設立主体 | 鹿児島市 |
■開館年月 | 2020年(令和2年)3月20日(リニューアル) |
■規模 | 延床面積 3,042㎡ 展示面積 1,042㎡ |
■業務範囲 | 基本計画 展示施設設計 展示制作・工事 |