プロジェクトレポート 2015舞鶴引揚記念館 リニューアル
シベリア抑留や引き揚げの記憶を世界へ語り継ぐ
シベリア抑留や引き揚げの記憶を世界へ語り継ぐ
戦後13年間にわたり66万人の引揚者を迎えたまち舞鶴市が、シベリア抑留や引き揚げの史実を後世に継承し平和の尊さを発信する施設として昭和63年に開館。平成27年9月に次世代体験型施設としてリニューアルオープン。
展示内容も戦争を知らない世代にも「引き揚げ」を分かりやすく理解してもらい、共感・感動から平和・未来への願いをもってもらうことをコンセプトに全面リニューアルした。館内は、平成27年10月にユネスコ世界記憶遺産に登録された白樺日誌などの貴重な資料をはじめとした実物資料をより近くで見学できるケースや展示手法に一新するとともに、市所蔵資料アーカイブを各コーナーのタッチモニターで閲覧できるシステムを導入。また、展示資料の内容やエピソード等を細かく紹介し、最後は、戦後、再出発の第1歩を踏み出した桟橋を体感していただき、改めて平和の尊さを感じ、より心に残る展示とした。
- 所在地
- 京都府舞鶴市字平1584番地 引揚記念公園内
- 分野
- 歴史
- 設立主体
- 舞鶴市
- 開館年月
- 2015年(平成27年)9月 リニューアル
- 規模
- 建築面積 988㎡
延床面積 936㎡
展示面積 464㎡( エントランス、企画展示室含) - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
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