プロジェクトレポート 2025JAEA ANALYSiS LAB.(アナリシスラボ)
放射線分析・研究の取り組みを可視化し福島の未来へ繋ぐ
放射線分析・研究の取り組みを可視化し福島の未来へ繋ぐ
本施設は、廃炉作業で生じた放射性廃棄物の分析とALPS処理水の第三者分析の役割を担うJAEA大熊分析・研究センターの情報発信スペースである。『見えないものが、見えてくる』をコンセプトに、目に見えない放射線や一般的に知られていない放射線分析・研究の現場、専門的な技術などについて、わかりやすく可視化する展示を計画した。隣接するラボ内の分析・研究の様子をガラス越しに見られる「スケルトン・ラボ」や、分析のプロセスをゲーム形式でインタラクティブに疑似体験できる「ブンセキ・クエスト」、VR映像で大熊分析・研究センターの内部を見学できる「アナリシス・シアター」などを導入。シアターでは、「もしも、この世界に分析がなかったら?」を想像してもらうアニメーション映像も加え、社会やくらしの安全を支える「分析」の大切さに気づいてもらう構成とした。見えないものに光を当てることで、放射線分析技術が福島の未来を照らし出すことを企図した。
- 公式サイト
- https://fukushima.jaea.go.jp/analysis_lab/
- 所在地
- 福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野116番5
- 分野
- 情報発信スペース
- 設立主体
- 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)
- 開館年月
- 2025年(令和7年)3月15日
- 規模
- 延床面積 10,300㎡
展示面積 130㎡ - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事 - 受賞等
- 日本空間デザイン賞2025 LongList 入選
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