プロジェクトレポート 2022東鉄総合研修センター 安全研修室

実際の事故状況のリアルな追体験で安全への意識を向上

展示室全景:多人数のグループ研修にも柔軟に対応できる広いスペースを確保
展示室全景:多人数のグループ研修にも柔軟に対応できる広いスペースを確保
「列車の安全コーナー」:事故現場となった線路のグラフィックを床面に配置
「列車の安全コーナー」:事故現場となった線路のグラフィックを床面に配置
事故の発端である線路上の放置物と解説映像の複合演出
事故の発端である線路上の放置物と解説映像の複合演出
利用者目線で研修を行う「第三者の安全」と、工事従事者目線で研修を行う「私たちの安全」コーナー
利用者目線で研修を行う「第三者の安全」と、工事従事者目線で研修を行う「私たちの安全」コーナー
事故状況の解説映像と位置情報を示すテーブル映像の複合演出
事故状況の解説映像と位置情報を示すテーブル映像の複合演出
落下物による事故の衝撃を伝えるための装置
落下物による事故の衝撃を伝えるための装置
事故の状況をリアルに追体験できるVR映像
事故の状況をリアルに追体験できるVR映像
「過去の事故エリア」:事故年表(左側壁面)と事故検索モニターを配置
「過去の事故エリア」:事故年表(左側壁面)と事故検索モニターを配置
VRゴーグル(左手奥)を使って10人同時に研修できるコーナー
VRゴーグル(左手奥)を使って10人同時に研修できるコーナー
  • 展示室全景:多人数のグループ研修にも柔軟に対応できる広いスペースを確保
  • 「列車の安全コーナー」:事故現場となった線路のグラフィックを床面に配置
  • 事故の発端である線路上の放置物と解説映像の複合演出
  • 利用者目線で研修を行う「第三者の安全」と、工事従事者目線で研修を行う「私たちの安全」コーナー
  • 事故状況の解説映像と位置情報を示すテーブル映像の複合演出
  • 落下物による事故の衝撃を伝えるための装置
  • 事故の状況をリアルに追体験できるVR映像
  • 「過去の事故エリア」:事故年表(左側壁面)と事故検索モニターを配置
  • VRゴーグル(左手奥)を使って10人同時に研修できるコーナー

実際の事故状況のリアルな追体験で安全への意識を向上

鉄道関連工事のリーディングカンパニー東鉄工業が運営する東鉄総合研修センターは、実習線、大型保線機械などを使った実技研修を通して技術力と安全意識の継承、向上を図る施設である。同センター内に計画された安全研修室は、「安全はすべてに優先する」という企業理念のもとに、たゆまぬ安全性向上への意識啓発を図る事が命題であった。
このため、安全研修室では、利用者や工事従事者などの様々な視点で事故の状況をとらえるコーナーを配置し、講師がその日の受講者に合わせてタブレットで自由に解説コンテンツを呼び出して組み換えられるようにしている。事故の現場を象徴的に再現した映像演出や、事故の様子をリアルに追体験できるVR映像も導入し、まさに事故現場にいるかのような迫力と緊迫した状況を伝え、受講者が安全管理を我が事として捉え、心に刻めるように構成した。また、過去だけでなく現在の各工事現場で働く社員の姿と安全対策についても紹介し、安全への連帯意識を高めている。

所在地
茨城県つくばみらい市紫峰ヶ丘2-1
分野
研修施設
設立主体
東鉄工業株式会社
開館年月
2022年(令和4年)3月24日
規模
展示面積 159㎡
業務範囲
基本計画
展示施設設計
展示制作・工事

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