プロジェクトレポート 2024阪神電気鉄道株式会社 安全繋心室

輸送の安全確保の精神を受け繋ぎ、未来へ語り繋ぐ研修の場

本社オフィス内に開設された安全繋心室
本社オフィス内に開設された安全繋心室
安全への起点となった事故や事象を伝える「原点回帰」
安全への起点となった事故や事象を伝える「原点回帰」
事故やルールの制定・保安設備導入の経緯などを紹介する「鉄道の歴史」
事故やルールの制定・保安設備導入の経緯などを紹介する「鉄道の歴史」
ヒューマンエラーを防ぐ組織の重要性を訴求する「事故といのち」
ヒューマンエラーを防ぐ組織の重要性を訴求する「事故といのち」
被災を体験した職員の声を掲出した「災害と初動対応」
被災を体験した職員の声を掲出した「災害と初動対応」
  • 本社オフィス内に開設された安全繋心室
  • 安全への起点となった事故や事象を伝える「原点回帰」
  • 事故やルールの制定・保安設備導入の経緯などを紹介する「鉄道の歴史」
  • ヒューマンエラーを防ぐ組織の重要性を訴求する「事故といのち」
  • 被災を体験した職員の声を掲出した「災害と初動対応」

輸送の安全確保の精神を受け繋ぎ、未来へ語り繋ぐ研修の場

安全繋心室あんぜんけいしんしつは、過去に発生した重大事故や災害を教訓に、安全研修を通して、より強固な安全管理体制を構築・維持することを目的に開設された。
導入の「原点回帰」では、社長のメッセージ動画をはじめ、「安全」への起点となった事故や事象の概要、要因などを掲出、続く「鉄道の歴史」では過去の事故を教訓としたルールの制定や保安設備が導入された経緯などを紹介し、現在まで続く安全文化を体感できる構成とした。「事故といのち」では、ヒューマンエラーを防ぐ組織の重要性を訴求。「災害と初動対応」では、阪神・淡路大震災を取り上げ、被災体験や復旧作業に当たった職員の声を掲載した。パネルフォーマットを統一し、情報を精査して構成することで、受講生に合わせた講義のアレンジや、研修の質を一定以上に保つことを可能にした。将来の移設や情報更新を視野に、コーナーサインも含め、グラフィックを全てマグネット式とした。
研修を通じて、自身の役割を再認識し、組織全体でのさらなる安全確保への取り組みが期待されている。

所在地
大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号
分野
研修施設
設立主体
阪神電気鉄道株式会社
開館年月
2024年(令和6年)4月1日
規模
展示面積 120㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事

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