プロジェクトレポート 2016京王電鉄株式会社 安全啓発室 事故展示室リニューアル
視覚に訴える学びを通じて安全意識の啓発を促進
視覚に訴える学びを通じて安全意識の啓発を促進
本施設は「事故展示室」として2007年10月に開設されたが、2016年11月に「安全啓発室」としてリニューアルオープンした。 展示は、鉄道事故の写真や新聞記事をダイナミックに壁面展開し、視覚的に安全意識を目覚めさせる啓発空間としている。過去の事故、インシデント、トラブルの詳細はデジタルアーカイブやグラフィックで示し、先人達の事故への対応やその改善点について、克服の歴史を辿りながら学べる内容としている。また、日々の業務に取り組む社員の姿を映像化、安全意識を持って自らの業務を行うことの重要性の社内共有をめざす。また、情報更新が容易な展示システムを採用し、社員自らが、最新の安全の取り組みを掲示・発信できるようにしている。 本施設は、社員に対して鉄道事故の悲惨さと安全意識の重要性を実感させ、安全意識のさらなる向上と、安全行動の継続的改善を促す役割を果たしている。
- 所在地
- 東京都八王子市堀之内1414
- 分野
- 社内研修施設
- 設立主体
- 京王電鉄株式会社
(元請 株式会社京王エージェンシー) - 開館年月
- 2016年(平成28年)11月 リニューアル
- 規模
- 展示面積 90㎡
- 業務範囲
- 基本計画
展示施設設計
展示制作・工事
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