プロジェクトレポート 2010明石市立天文科学館 展示リニューアル

受け継がれる“子午線”への想い

子午線のまち・明石
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天文ギャラリー
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受け継がれる“子午線”への想い

昭和35年、日本標準時の基準となる東経135度子午線上に建設された当館は、開館50周年を迎え、展示室を全面的にリニューアルしました。明石市内を通る子午線が理解できるジオラマ模型、子午線を観測した子午儀などの実物資料、世界各地の標準時が分かる装置など、明石が「子午線のまち」と呼ばれる理由をわかりやすく紹介しています。太陽系、銀河系、宇宙開発に関する展示では、太陽系惑星の公転周期が体験を通して理解できる装置、触れる銀河系模型など、参加性の高い展示物が充実しました。また、小さい子どもが遊びを通して学べるキッズルーム、さまざまな活動に利用できるワークショップスペース、館職員の創意工夫で柔軟な展示が展開できる特別展示室の整備など、小さい子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しい時を過ごし、館スタッフと来館者の温かなコミュニケーションが育まれる当館らしい空間が生まれました。

公式サイト
https://www.am12.jp/
所在地
兵庫県明石市人丸町2-6
分野
理工
設立主体
明石市
開館年月
2010(平成22)年5月29日
リニューアルオープン
規模
建築面積  965㎡
延床面積 3,500㎡
展示面積 1,273㎡ ※更新部分
業務範囲
展示制作・工事
(元請:株式会社長谷川工務店)

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