プロジェクトレポート 2023永守コレクションギャラリー
オルゴールを通じて心豊かな「感性」を育てる
オルゴールを通じて心豊かな「感性」を育てる
本施設は、永守文化記念財団が所蔵する19~20世紀のヨーロッパやアメリカで制作されたアンティークオルゴールの保存・展示を通して、オルゴール文化とその関連技術を広く紹介することを目的に開設された。
可憐な人形の内部に驚くほど緻密なからくり機構を有するオートマタ(自動からくり人形)は、当時のオルゴール職人の技と情熱が注ぎ込まれた日本屈指の逸品である。展示では、職人技の結晶であるオルゴールにふさわしい内装材や家具類を厳選し、品格のある空間で生音の響きを堪能できる聴環境を構築。ガラス越しに見学できる収蔵庫内の意匠にも趣を持たせた。また、映像・音楽・歯車がシンクロするキネティックアートや、オートマタが語り手となるホログラム映像演出など、感性に訴える環境演出も加えることで、「オルゴールの繊細で温かみのある音色が、聴く者の感性を育み豊かな社会の実現につながる」という永守重信代表理事の想いの具現化につとめた。
- 公式サイト
- https://nagamori-gallery.org/
- 所在地
- 京都府向日市森本町東ノ口1番地1
ニデックパーク - 分野
- 美術館
- 設立主体
- 公益財団法人永守文化記念財団
- 開館年月
- 2023年(令和5年)3月7日
- 規模
- 延床面積 48571.58㎡
展示面積 1152.61㎡ - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
元請 株式会社熊谷組関西支店
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プロジェクトレポート 2016
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