プロジェクトレポート 2023永守コレクションギャラリー

オルゴールを通じて心豊かな「感性」を育てる

音を聴かせることにこだわった「オルゴール鑑賞ラウンジ」
音を聴かせることにこだわった「オルゴール鑑賞ラウンジ」
音を聴かせることにこだわった「オルゴール鑑賞ラウンジ」
音を聴かせることにこだわった「オルゴール鑑賞ラウンジ」
エントランスに設置されたキネティックアート
エントランスに設置されたキネティックアート
希少なオートマタを展示する「オートマタの世界」
希少なオートマタを展示する「オートマタの世界」
「ワルツを踊る少女」のホログラム演出
「ワルツを踊る少女」のホログラム演出
見せる収蔵庫「オルゴール収蔵室」
見せる収蔵庫「オルゴール収蔵室」
匠の技を見学できる「マイスター工房」
匠の技を見学できる「マイスター工房」
カリヨンから蓄音機まで「オルゴールの歴史」
カリヨンから蓄音機まで「オルゴールの歴史」
自動演奏ピアノが鎮座する「オルゴールショーケース」
自動演奏ピアノが鎮座する「オルゴールショーケース」
京の絹ガラスで制作したロビーカウンター
京の絹ガラスで制作したロビーカウンター
  • 音を聴かせることにこだわった「オルゴール鑑賞ラウンジ」
  • 音を聴かせることにこだわった「オルゴール鑑賞ラウンジ」
  • エントランスに設置されたキネティックアート
  • 希少なオートマタを展示する「オートマタの世界」
  • 「ワルツを踊る少女」のホログラム演出
  • 見せる収蔵庫「オルゴール収蔵室」
  • 匠の技を見学できる「マイスター工房」
  • カリヨンから蓄音機まで「オルゴールの歴史」
  • 自動演奏ピアノが鎮座する「オルゴールショーケース」
  • 京の絹ガラスで制作したロビーカウンター

オルゴールを通じて心豊かな「感性」を育てる

本施設は、永守文化記念財団が所蔵する19~20世紀のヨーロッパやアメリカで制作されたアンティークオルゴールの保存・展示を通して、オルゴール文化とその関連技術を広く紹介することを目的に開設された。
可憐な人形の内部に驚くほど緻密なからくり機構を有するオートマタ(自動からくり人形)は、当時のオルゴール職人の技と情熱が注ぎ込まれた日本屈指の逸品である。展示では、職人技の結晶であるオルゴールにふさわしい内装材や家具類を厳選し、品格のある空間で生音の響きを堪能できる聴環境を構築。ガラス越しに見学できる収蔵庫内の意匠にも趣を持たせた。また、映像・音楽・歯車がシンクロするキネティックアートや、オートマタが語り手となるホログラム映像演出など、感性に訴える環境演出も加えることで、「オルゴールの繊細で温かみのある音色が、聴く者の感性を育み豊かな社会の実現につながる」という永守重信代表理事の想いの具現化につとめた。

公式サイト
https://nagamori-gallery.org/
所在地
京都府向日市森本町東ノ口1番地1
ニデックパーク
分野
美術館
設立主体
公益財団法人永守文化記念財団
開館年月
2023年(令和5年)3月7日
規模
延床面積 48571.58㎡
展示面積  1152.61㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事 
元請 株式会社熊谷組関西支店

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日本電産サンキョー オルゴール記念館 すわのね(現ニデックオルゴール記念館 すわのね)

諏訪地域は戦後高度経済成長期には「東洋のスイス」と評され、オルゴール発祥の地として知られる。「諏訪湖オルゴール博物館 奏鳴館」は1996年の開館以来様々なオルゴールの魅力を伝えてきた…全面リニューアルを行った。最大のポイントは、従来から行われていたオルゴールの生演奏に、スペシャルキャストと映像が融合したエンターテイメントショーの実演であり、日本のオルゴールミュージアムとして初の試みである。 更に、日本での歴史と生産技術を紹介する「日本のオルゴール」コーナーを新設。既存の「オルゴール組立体験工房」とカフェ・ショップはデザインを一新し、オープンテラスを新設することにより、オルゴール好きのみならず、誰もが気軽に楽しめる、諏訪の新たな観光文化拠点として生まれ変わった。

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