プロジェクトレポート 2016横浜市民防災センター リニューアル
いざというときに役立つ知識を、楽しく学ぶ
いざというときに役立つ知識を、楽しく学ぶ
同センターは、横浜駅周辺の都市災害対応、市民への防災知識の普及啓発、備蓄物資・資機材の保管を主な目的として昭和58年に開館、平成7年のリニューアルを経て、2度目の全面リニューアルを行った。展示室の他、団体の専門研修を行える研修室と訓練室も備え、消防隊の活動拠点も併設した施設である。 今回のリニューアルでは、これまでの個別体験装置型展示から、自分の暮らす地域を知り、自分に必要な減災行動を学び、体験する「自分の命を自分で守る」ための体験型施設へと生まれ変わった。 ここでは、はじめに今後横浜市で想定される災害が起きたら、どんなことが起こるかを知り、備え行動を身につける気持ちを喚起させる。そして、自分に必要な行動を体験し、日常の減災行動へつなげることを目指している。 災害が起きるのを止めることはできない、しかし、日常の備えによってその被害を最小限にくい留めることはできる。そのための訓練の場がここである。
- 所在地
- 神奈川県横浜市神奈川区沢渡4-7
- 分野
- 防災教育
- 設立主体
- 横浜市
- 開館年月
- 2016年(平成28年)4月1日 リニューアル
- 規模
- 建築面積 1,826m²
延床面積 3,406m²
展示面積 670m² - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
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