プロジェクトレポート 2017名護市防災研修センター
沖縄北部の災害にそなえる
沖縄北部の災害にそなえる
老朽化し名護湾沿岸部から内陸部へ移転した、名護市消防本部に併設された防災研修施設。 中に入ると、被災家屋の原寸大グラフィックが目に飛び込む。地震・火事・風水害で被災し大きな被害を受けた名護市の住宅を想定し、線画のイラストで表現、空間全体を構成した。総幅約16.5mの大型3面スクリーンを備えた「防災学習シアター」では、名護湾で想定される津波を再現したCGや、東日本大震災の貴重な映像資料等で災害の恐ろしさをリアルに伝えている。「簡易地震体験」「初期消火体験」「煙避難体験」「水害時脱出体験」では、被災時の正しい行動を体験しながら学ぶことができる。日頃の備えに役立つ防災情報として、クイズ形式の「防災Q&A」、「沖縄県北部地域ハザードマップ」を情報検索端末等で提供。すべての市民の防災意識を高めるための展示を充実させている。
- 所在地
- 沖縄県名護市大北3丁目31番50号
- 分野
- 専門(安全・防災教育)
- 設立主体
- 名護市
- 開館年月
- 2017年(平成29年)8月
- 規模
- 建築面積 2,040㎡
延床面積 3,982㎡
展示面積 314㎡ - 業務範囲
- 展示設計
展示制作・工事
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