プロジェクトレポート 2010咸宜園教育研究センター

近代教育の先駆け、日本最大の私塾「咸宜園」を知る

公開展示室―在来工法の木組を生かした展示空間
公開展示室―在来工法の木組を生かした展示空間
研修室―「咸宜園入門ぼっくす」等により体験学習ができる空間
研修室―「咸宜園入門ぼっくす」等により体験学習ができる空間
建築外観と「休道の詩」の詩碑
建築外観と「休道の詩」の詩碑
  • 公開展示室―在来工法の木組を生かした展示空間
  • 研修室―「咸宜園入門ぼっくす」等により体験学習ができる空間
  • 建築外観と「休道の詩」の詩碑

近代教育の先駆け、日本最大の私塾「咸宜園」を知る

咸宜園とは、儒学者・漢詩人であった廣瀬淡窓が、江戸時代後期の1817年(文化14)に開いた私塾である。咸宜園の咸宜とは“ことごとよろしい”という意味で、門下生の個性を尊重し、入塾にあたっては、“三奪法”という身分・年齢・学歴を問わない教育方針であった。また成績を月毎に評価・ランキングする“月旦評”等、近代教育を先取りしたといえる教育内容であった。そのため全国的に評判をよび、開塾80年間で門下生5000名余を輩出した日本最大規模の私塾となった。
本センターは咸宜園や廣瀬淡窓、門下生に関する調査・研究と展示公開をおこなう施設として、咸宜園跡(国史跡)に隣接して建設された。実物資料の公開や、ガイダンス映像、体験学習の教材「咸宜園入門ぼっくす」を整備。研究室では門下生の情報検索システムが利用できるなど、研究者はもとより子どもから大人まで楽しく学べる施設となっている。

公式サイト
http://www.city.hita.oita.jp/soshiki/kyoikucho/bunkazaihogoka/kangienkyoiku/kangien/index.html
所在地
大分県日田市淡窓2-2-18
分野
人文
設立主体
日田市
開館年月
2010年(平成22年)10月3日
規模
建築面積 384.05㎡
延床面積 344.12㎡
展示面積 235.4㎡
業務範囲
展示制作・工事

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