プロジェクトレポート 2016盛岡中央消防署 防災学習コーナー
盛岡地区の災害特性と防災力を体験で学ぶ
盛岡地区の災害特性と防災力を体験で学ぶ
盛岡中央消防署は、老朽化や消防救急デジタル無線の整備などに伴い、2016年5 月、PFI 事業により整備された新庁舎に移転しました。庁舎と一体的に整備され、過去の災害を教訓に、住民が防災に対する取り組みの必要性、重要性に気づき、学び、そして体験できる展示としています。また、諸室連携で学習効果を高めるため、見学可能な消防指令センターと隣接するフロアに「防災学習コーナー」を、消防車両を見下ろせる2 階に「消防体験フロア」を配置しました。「防災学習コーナー」は地域特有の災害やハザード情報を学ぶことができる日本最大級の床MAPや防災シアター、災害に備えて日ごろから取り組める防災対策や災害発生後の対応を学ぶことができる体験型展示など、災害の“知識”を防災の“実践力”につなげる学習深度の高い内容となっています。「消防体験フロア」は、消防の仕事を学ぶだけでなく、実際に体験することで防災意識を醸成する一方、効果的に消防機能をアピールする場にもなっています。
- 所在地
- 岩手県盛岡市盛岡駅西通1-27-55
- 分野
- 防災
- 設立主体
- 盛岡地区広域消防組合
- 開館年月
- 2016年(平成28年)5月
- 規模
- 建築面積 1527.45㎡
展示面積 558. 23㎡ - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
維持管理業務
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