プロジェクトレポート 2023川崎市役所 旧本庁舎歴史展示・旧市長室・情報発信スペース
まちの記憶を継承し、現在・未来を発信し続ける展示空間
まちの記憶を継承し、現在・未来を発信し続ける展示空間
川崎市役所本庁舎の建替事業として、地上25階の「高層棟」が新設され、旧本庁舎の一部は「復元棟」として創建当時の姿で再現。2棟にまたがり、川崎市の歴史や多様な魅力、最新情報などを発信する3つの展示エリアが計画された。
復元棟1階の「旧本庁舎歴史展示」には、旧本庁舎解体時に採取された装飾品・基礎の松杭の実物展示や、新本庁舎に引き継がれた部材・意匠を紹介するガイドコンテンツ、当時の記録映像などを導入。約80年市民に親しまれた旧本庁舎の歴史や復元の見どころを伝える構成とした。旧本庁舎創建当時の室内を再現した2階の「旧市長室」では、川崎の街の記憶をたどる歴史年表や映像アーカイブスの閲覧システムを整備。高層棟の「情報発信スペース」は、壁面全面に川崎市の印象的な風景をイラストで展開し、
中央に市のブランドメッセージや最新情報等を投影。イベント等にも柔軟に対応できる空間づくりを行った。まちの過去・現在・未来をつなぐ新本庁舎の新たなシンボルとなるよう期待されている。
- 公式サイト
- 本庁舎展望フロア・展示スペースについて
https://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000153797.html - 所在地
- 神奈川県川崎市川崎区宮本町1
- 分野
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- 設立主体
- 川崎市
- 開館年月
- 2023年(令和5年)11月6日
- 規模
- 延床面積 62,356㎡
展示面積 150㎡ - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
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