実績館トピックス
2022年12月14日~2023年1月30日【終了】
港区立みなと科学館 2022冬の企画展
絶景展 ~絶景でたどる地球の営み~
港区立みなと科学館(所在地:東京都港区虎ノ門 館長:布施直人 以下、みなと科学館)では、定期的に企画展を開催しています。このたび、2022年12月14日(水)~2023年1月30日(月)まで、2022冬の企画展として「絶景展~絶景でたどる地球の営み~」を開催いたします。
企画展では、大地・大気と海・生物の活動によって作られた世界各地の絶景の中から、ガラパゴス諸島、グランドキャニオン、ナミブ砂漠、シャーク湾を紹介。
また、絶景のVR体験や、地質に関する実験イベント、お子さま向けも楽しめるカード作り体験等、参加型のイベントも多数開催。更に、プラネタリウムでは、企画展に合わせて新番組「水の惑星」を投影。美しい風景と共に水の惑星・地球を見つめなおす映像作品となっています。
「絶景展」は、地球の活動に迫る序章から、絶景の紹介をする本章、そしてこれからの地球について考える終章まで、3つのコーナーで構成。
序章では、私たちが住んでいる地球の大地・大気と海の動き、生物とのかかわりについて紹介。絶景が地球の活動の産物であることについて知っていただくコーナーになります。
大型パネルやプレートテクトニクスの模型、デジタル地球儀等を使い、小学生から大人まで、直感的に理解できるような展示になっています。
「絶景展」の本章では、地球が生み出した絶景の中から、大地に関わる絶景・水(河川の侵食)に関わる絶景・水(海流)に関わる絶景・生物に関わる絶景の4種類に注目。それぞれ、エクアドル共和国領の「ガラパゴス諸島」、アメリカ合衆国の「グランドキャニオン」、ナミビア共和国の「ナミブ砂漠」、オーストラリア連邦の「シャーク湾」を紹介します。
ガラパゴス諸島が絶海の孤島となっている背景について火山活動とプレート移動の観点から解説。また、絶海の孤島であるがゆえに固有種が多く、生物多様性を体現している地域であることを紹介します。
コロラド川の侵食によって出来た大渓谷の成り立ちを解説。地層ができる仕組みがわかる展示物や化石を通して、グランドキャニオンに刻まれている歴史についても紹介します。
砂漠が出来た原因が、寒流の影響により雨が降りにくい環境となっていること、また、ナミブ砂漠特有の赤い砂の特徴について、日本の砂とも比較しながら紹介します。
シャーク湾に現生するストロマトライトと呼ばれるドーム型の岩石。これと光合成によって地球初期に大量の酸素をもたらしたとされるシアノバクテリアの関係について解説します。
プラネタリウムでは、今回の「絶景展」に合わせ、新番組「水の惑星」を投影。撮影・CG・脚本は美しい映像に定評のあるアーティスト・KAGAYA氏。ドームに映し出される全天周映像ならではの迫力で、世界各地の美しい水の絶景をご覧いただけます。
企画展では、なかなか見る機会の少ない絶景をVRでご覧いただいたり、自然地理学者による地質系の実験イベント等、様々な関連イベントも開催。各イベントの詳細やお申し込み方法等、順次みなと科学館公式サイトでご案内いたします。
○VRで絶景を体験しよう! ~カナダのオーロラ/フランスの街並み~
日時:会期中毎日 10:00~18:00
内容:VRゴーグルを使って自然や都市の魅力をよりリアルに味わうことができます。
○テーブルサイエンス 絶景カードを作ろう!
日時:会期中毎日 10:00~18:00
内容:企画展で紹介する絶景と、それにまつわる素材を使ってオリジナルの絶景カードを作ります。
○オーロラが私たちに語りかける すてきなメッセージinみなと科学館
日時:12月4日(日) 11:00~12:30 14:00~15:30 17:00~18:30
内容:オーロラメッセンジャー中垣哲也氏によるトークと、オーロラの映像を通して、大自然の豊かさや大切さを感じていただきます。
○あつまれどうぶつの島 in みなと科学館 ~ガラパゴス諸島ツアー気分を味わおう!~
日時:1月28日(土) 14:00~15:30
内容:ガラパゴス諸島の珍しい生きものを紹介。クイズも盛りだくさん。
○地質関連の実験イベント ※タイトル未定
日時:1月22日(日) 時間未定
内容:自然地理学者である東北学院大学准教授・目代邦康氏による実験イベントを開催します。 詳細は公式サイトにて。
主催:港区立みなと科学館
協力:独立行政法人国立科学博物館、伊豆大島ジオパーク推進委員会、新島村博物館、岡山大学資源植物科学研究所、株式会社エイチ・アイ・エス ※順不同
後援:アメリカ大使館、オーストラリア大使館、エクアドル大使館、ナミビア共和国大使館(申請中) ※順不同
期間:2022年12月14日(水)~2023年1月30日(月)※12月29日~1月3日・1月10日・1月11日は休館日
会場:港区立みなと科学館 多目的ロビー
特設サイト:https://sp.minato-kagaku.tokyo/2022_12_exhibition/( 外部リンク)
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00~20:00(プラネタリウム最終投影 19:00開始、最終入館時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※臨時休館日あり
入館料:無料 プラネタリウムは有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円
みなと科学館公式サイト: https://minato-kagaku.tokyo/
公式twitter:@minato_kagaku
港区立みなと科学館 広報担当
電話:03-6381-5041(9:00~20:00)
FAX: 03-3578-3719
e-mail:koho@minato-kagaku.tokyo
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