実績館トピックス
2024年9月21日〜2025年1月13日
印刷博物館 「写真植字の百年」
現在のようにデジタルフォントが用いられる以前は、印刷文字は活字か写真植字が主流でした。中でも、日本語においては膨大な金属活字を用いる活版印刷に代わって、写真工学的な原理を使って印字する写真植字が登場したことは、活版印刷の煩雑さを解消する画期的な出来事でした。写真植字はその利便性によって職場環境の改善をもたらしました。さらに、多くの美しい書体の開発が容易に可能となり、多様な書体が印刷を彩るようになります。
2024年9月21日(土) ~ 2025年1月13日(月・祝)
毎週月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日、2025年1月13日は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)、12月28日(土)~1月5日(日)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
一般500円、学生300円、高校生200円 ※20名以上の団体は各50円引き
※中学生以下および70歳以上の方は無料
※障がい者手帳等をお持ちの方および付き添いの方は無料
※11月3日(日・祝)文化の日は入場無料
TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館
株式会社モリサワ/株式会社写研/リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社/株式会社文字道
企画展「写真植字の百年」の展示解説を、担当学芸員が行います。
日時:2024年10月12日(土)15:00~
集合場所:印刷博物館企画展入口
参加費:無料(ただし企画展入場料が必要です)
定員:各回20名(先着順、当日会場受付)
「写植発明の歴史──メディア、言語、社会」講師:阿部卓也(愛知淑徳大学創造表現学部准教授)
日時:2024年10月26日(土)
開場 15:00~17:00 / オンライン配信 15:00~16:30
※会場では講演会終了後、講師と担当学芸員が実物の資料を交えてお話しします
会場:印刷博物館 研修室(地下1階)/ オンライン配信
参加費:無料(ただし、会場での参加の場合、企画展入場料が必要です。)
定員:80名(先着順、事前申込制)
印刷博物館
〒112-8531 東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN小石川本社ビル
TEL 03-5840-2300(代)
FAX 03-5840-1567
印刷博物館に関するプロジェクトレポート
日本の印刷の歴史を体系的にひも解く印刷文化史展示
2000年のオープン以来、印刷博物館は5つのテーマ「印刷との出会い」「文字を活かす」「色とかたちを写す」「より速く、より広く」「印刷の遺伝子」に基づき、古今東西の印刷について紹介してきた。 本リニューアルでは、3つのゾーン「印刷の日本史」「印刷の世界史」「印刷×技術」に展示を再構成し、「印刷の日本史」をメインテーマとして、わが国の印刷文化史を時系列で紹介…続きを読む