実績館トピックス
2024年4月27日〜6月23日【終了】
姫路文学館 特別展『大乙嫁語り展』
「乙嫁語り」は19世紀半ばの中央アジアを舞台に、イギリス人旅行者スミスが各地で出会った“乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた物語。漫画家・森薫先生が2008年より連載を開始し、今なお続く人気作品です。魅力的なキャラクターとストーリー、緻密に描き込まれた美麗な作画に加え、舞台となる中央アジアの文化や生活が活き活きと表現され、幅広いファン層に支持されています。
展覧会では、本作のカラー、モノクロ原稿を中心に100点以上を展示。生原稿の迫力とともに、森 薫先生の壮大な乙嫁の世界をじっくりとお楽しみください。
森 薫(もり かおる)
1978年生まれ。2002年に『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)より「エマ」でデビュー。“メイド好き”として知られており、「エマ」ではメイド喫茶やコスプレで見られるアイコンとしてのメイドではなく、1800年代、ビクトリア朝時代におけるメイドを歴史考証に忠実に描いた。好評を博した同作は、2005年にアニメ化。2006年には番外編も展開され、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するに至った。2008年10月より「乙嫁語り」を連載。
令和6年(2024)4月27日(土曜日)から6月23日(日曜日)
月曜日、5月7日(火) ただし4月29日(月・祝)~5月6日(月・振替休日)は開館
午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
姫路文学館 企画展示室・特別展示室(北館)
一般800円、大学生・高校生460円、中学・小学生220円 未就学児無料
・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方(手帳またはミライロIDの手帳画面を提示してください)、及び介護者1名は半額。
・20名以上の団体は2割引
・常設展示も観覧可
姫路文学館
朝日新聞姫路支局、神戸新聞社、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西
森 薫
青騎士編集部
KADOKAWA
関連イベント
森薫先生のらくがき雑談会( 外部リンク)
日時 令和6年6月1日(土曜日) 午後2時から3時30分まで
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
姫路文学館( 外部リンク)
〒670-0021 姫路市山野井町84番地
TEL 079-293-8228
FAX 079-298-2533
姫路文学館に関するプロジェクトレポート
文学や文人に興味をもたせる試みを実現したリニューアル
本施設は建物、設備の老朽化にともない、開館して25年目の今年、外観デザインは継承しつつ展示の全面改修をおこなった。リニューアルにあたっては、「よりわかりやすく親しみやすい展示」のコンセプトのもとさまざまな展示の工夫と挑戦を試みた。生まれ変わった文学館のみどころは、姫路城にまつわる物語や歴史を紹介する「ものがたり回廊」、播磨ゆかりの文人の人生観と向き合う「ことばの森」、播磨国風土記のおはなしをモビールで紹介した「よいこのへや」など、多様なアプローチによって幅広い年齢層に対応できる展示とした …続きを読む