実績館トピックス
6月24日~9月3日【終了】
姫路文学館 特別展「ぞうのエルマー絵本原画展」
ねえ、きょうを きねん日にしよう —「ぞうのエルマー」(きたむらさとし・訳)より
パッチワーク模様のぞうの物語、陽気でいたずら好きのエルマーのお話は、イギリスの絵本作家デビッド・マッキーが1968年に発表した代表作です。これまでに60以上の言語に翻訳され、世界中で愛されてきました。
ありのままの自分を受け入れること、だれかと喜びを分かち合うこと、毎日が“とくべつな日”だということ —楽しいお話の中に込められたデビッドのメッセージは、いつもわたしたちを力づけてくれます。
本展では、日本では未刊行の作品を含む「エルマー」シリーズの絵本原画など約170点を展示。
ロシアのウクライナ侵攻で話題となった『せかいでいちばんつよい国』も紹介します。
昨年この世を去ったデビッド・マッキーからのたくさんの贈り物を、ぜひ受け取ってください。
公式サイト 特別展「ぞうのエルマー絵本原画展」( 外部リンク)
(David McKee・1935年から2022年)
イギリス南西部のデボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画を手がけ、卒業後には雑誌「Punch」や新聞などに挿絵を描く。1964年、初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作の『ぞうのエルマー』シリーズは、世界では30タイトル以上、1,000万部が販売された。また、イギリスで人気だった『Mr. Benn(ミスター・ベン)』のアニメーション作家でもあった。2022年4月6日、南フランスのニースにて永眠(87歳)。
令和5年(2023)6月24日(土曜日)から9月3日(日曜日)
月曜日、7月18日(火曜日)。ただし、7月17日(月曜日)、8月7日(月曜日)は開館。
午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
姫路文学館 北館
一般700円、大学・高校生400円、中学・小学生200円 未就学児無料
- ・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方(手帳またはミライロIDの手帳画面を提示してください)、及び介護者1名は半額。
- ・20名以上の団体は2割引
- ・常設展示も観覧可
姫路文学館
Andersen Press、Brett McKee、タトル・モリ エイジェンシー、BL出版、光村教育図書、きたむらさとし、なかがわちひろ、福井暁子
東映
神戸新聞社
朝日新聞姫路支局、NHK神戸放送局、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西
オープニング記念講演会
「デビッド・マッキー 作品とそのひとがら」
日時 6月24日(土曜日)午後1時30分から3時(開場は1時)
講師 きたむらさとし(絵本作家・イラストレーター)
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
まいにちがカラフル! おうちうたコンサート
日時 7月22日(土曜日)午後1時30分から2時30分(開場は1時)
出演 クジララ(うた:山口光、バイオリン:黒田かなで、マリンバ:近藤幹夫)
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
えほんのじかん~ぞうさんのおはなし会
日時 7月15日(土曜日)、8月19日(土曜日)
時間 午後1時30分から2時(開場は1時)
出演 姫路文学館友の会ボランティア
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
その他のイベント
・ぬり絵コーナー
・撮影コーナー
エルマーと写真を撮ろう!(場所は、南館1階のさんかくギャラリー)
・ブンコちゃんスタンプラリー
展示をみながら、姫路文学館のキャラクター「ブンコちゃん」をさがそう!
◆電車&バス
JR・山電姫路駅前の神姫バスターミナル
・9・10・17・18番乗り場から乗車約6分、「市之橋文学館前」下車、北へ徒歩約4分
※上記乗り場から発車するバスにも「市之橋文学館前」に止まらないものがありますので、確認のうえご乗車ください。
・6番乗り場で城周辺観光ループバス乗車10分、「清水橋(文学館前)」下車、西へ徒歩約3分
◆お車
・姫路バイパス 「中地ランプ」下車、北東へ約15分。
・山陽自動車道「姫路西I.C」下車、南東へ約25分、「姫路東I.C」下車、南西へ約25分
・中国縦貫自動車道「福崎I.C」より、播但連絡自動車道「砥堀ランプ」下車、南西へ約25分
・国道2号線より、大手前通りを北上、姫路城前を西へ約700m進み、野本眼科の角を右折約200
◆駐車場
・50台(無料)。大型バスでご来館の場合は事前にご連絡ください
姫路文学館
〒670-0021 姫路市山野井町84番地
TEL: 079-293-8228 FAX:079-298-2533
姫路文学館に関するプロジェクトレポート
文学や文人に興味をもたせる試みを実現したリニューアル
本施設は建物、設備の老朽化にともない、開館して25年目の今年、外観デザインは継承しつつ展示の全面改修をおこなった。リニューアルにあたっては、「よりわかりやすく親しみやすい展示」のコンセプトのもとさまざまな展示の工夫と挑戦を試みた。生まれ変わった文学館のみどころは、姫路城にまつわる物語や歴史を紹介する「ものがたり回廊」、播磨ゆかりの文人の人生観と向き合う「ことばの森」、播磨国風土記のおはなしをモビールで紹介した「よいこのへや」など、多様なアプローチによって幅広い年齢層に対応できる展示とした …続きを読む