ホーム > 実績館トピックス − 2023年10月27日〜2024年2月4日 福井県ふるさと文学館 俵万智 展#たったひとつの「いいね」『サラダ記念日』から『未来のサイズ』まで【終了】

実績館トピックス

2023年10月27日〜2024年2月4日【終了】
福井県ふるさと文学館 俵万智 展#たったひとつの「いいね」『サラダ記念日』から『未来のサイズ』まで

現代日本を代表する歌人のひとりである俵万智が、2021年、短歌界最高の賞といわれる迢空賞を受賞しました。本展は、受賞を記念して、角川武蔵野ミュージアムで開催された「俵万智 展#たったひとつの「いいね」『サラダ記念日』から『未来のサイズ』まで」を再構築した展覧会です。俵万智が中学・高校時代を過ごした福井県を最初の巡回地に、俵万智の約40年にわたる歌業の中から時代を代表する約300首を厳選し、プライベートな手紙といった資料を組み合わせることで、俵万智の言葉の世界をめぐります。
展覧会のタイトルは、俵万智が2020年7月6日に行ったSNSの投稿に由来します。SNSで「いいね」の数を競い合うのではなく、たったひとつの「いいね」のためにつくることを問いかけたつぶやきは、20万以上の「いいね」を集め、多くの人たちの共感を呼びました。
この展覧会では、発表するやいなや280万部を売り上げ、日本社会に衝撃を与えたデビュー作『サラダ記念日』から、コロナ禍などの社会詠を盛り込み「迢空賞」を受賞した歌集『未来サイズ』まで、俵万智の変わらない創作の本質を浮き上がらせます。
俵万智は、歌集の発表にとどまらず、多数のエッセイを手がけてきた他、古典の現代語訳、海外の絵本作品の翻訳、演劇の脚本、小説の執筆、作詞など分野を超えた幅広い仕事によって言葉の可能性を拡げ、短歌の表現を洗練させてきました。
俵万智、その人生から過去、現在、未来を感じて下さい。

公式サイト:俵万智 展#たったひとつの「いいね」『サラダ記念日』から『未来のサイズ』まで( 外部リンク 外部リンク)

チラシ表

チラシ裏

会期

2023年10月27日(金)~2024年2月4日(日)

会場

福井県ふるさと文学館

開館時間

平日:午前9時から午後7時まで
土日祝日・12月28日:午前9時から午後6時まで

休館日

毎週月曜日(休日の場合は翌日)
祝日の翌日(翌日が土曜日、日曜日の場合は除く)
年末年始
蔵書資料等点検期間
整理清掃日 第4木曜日(月によって変更あり)
詳しくは、図書館カレンダーを御覧ください。

観覧料

無料

関連イベント

【トークイベント】
・トーク:俵万智氏
・聞き手:宮下俊氏(角川文化振興財団/本展企画)
・日時:11月5日(日)14:00~15:30
・会場:福井県立図書館 多目的ホール
・定員:170名
・申し込み方法:往復葉書(書式は公式サイトをご確認ください)

主催

福井県ふるさと文学館

企画協力

公益財団法人 角川文化振興財団

  

■展示会場構成:トラフ建築設計事務所
■展示・宣伝デザイン:AFFORDANCE
■施工:角川メディアハウス
■協力:中川ケミカル

本件に関するお問い合わせ

福井県ふるさと文学館
〒918-8113
福井県福井市下馬町51-11
電話:0776-33-8866

福井県ふるさと文学館に関するプロジェクトレポート

基本計画/建築改修設計/展示施設設計/展示制作・工事

既存図書館における文学館整備の新たな可能性と試み

当館は2015年2月、福井県立図書館内に地域の文学振興の拠点として整備された。施設の改修にあたり、文学資料の展示に配慮した遮光性と映像・音響などの展示演出を可能とする遮音性を高めるために、図書館の開架閲覧室内にキューブ型の展示空間をハウスインハウスの形式で設ける工夫をした。 文学館入口は図書館からの来館者動線を考慮して開口部を大きく確保し、建築空間と調和する形状とするとともに、展示室の外観意匠は福井県産の不燃杉材を採用し、“福井らしさ”を表現している
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