実績館トピックス
2024年4月9日〜5月26日【終了】
徳島県立文学書道館 文学特別展「寂聴とインド」
大地の記憶している二千五百年前のもろもろの吐息を足の裏から伝え聞いている
瀬戸内寂聴(1922~2021)は出家後、20年余りの間に8回インドを訪れました。釈迦の遍歴の跡や清濁入り交じる風景、文化の伊吹、悠久の昔から変わることのない人間の苦悩と生の姿に触れ、そこから汲み上げたものをつづった文章を多く残しています。
本展では、当時の写真や取材ノートをはじめ、寂聴がインド旅行で得たもの、その中から生まれた小説や随筆などを紹介。インドでの経験を踏まえ、寂聴が人間・釈迦をえがいた小説『釈迦』誕生の過程も展示します。
2024年4月9日(火)~5月26日(日)
午前9時30分〜午後5時
月曜日(ただし、4/29、5/6は開館し、翌日休館)
1階特別展示室、3階収蔵展示室
一般:520円(410円)
高校・大学生:360円(290円)
小・中学生:260円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。
※高齢者(65歳以上)・各障がい者手帳をお持ちの方は半額。
※小・中・高校生は、土・日・祝日は無料。
徳島県立文学書道館
徳島新聞社、四国放送、NHK徳島放送局
■ 講演会「寂聴さんとのインドの旅」4/21(日)14:00 〜 15:30
講師/小出由美子(プロデューサー)
会場/1階ギャラリー
定員/150人(申込多数の場合は抽選)
*要申込申込締切は4月3日(水) 参加/無料
■ 講演会「作家の眼を通して見たインド」5/11(土)14:00 〜 15:30
講師/石井遊佳(芥川賞作家)
会場/1階ギャラリー
定員/150人(申込多数の場合は抽選)
*要申込申込締切は4月16日(火) 参加/無料
徳島県立文学書道館
〒770-0807 徳島市中前川町2-22-1
phone: 088-625-7485
fax: 088-625-7540
E-mail: kotonoha@bungakushodo.jp
徳島県立文学書道館に関するプロジェクトレポート
言葉が溢れる「言の葉ミュージアム」
当館は、徳島の先人たちが切り開いてきた文学と書をテーマにその豊かな世界をめぐることによって、徳島の新しい文化の醸成を促す施設である。徳島の文学廻廊とも言うべき文学常設展示室では、モラエスや海野十三をはじめとする十人の文学者を中心に凝縮した知の世界を展開し、徳島文学地図では、言葉の力強さを映像によって表現している
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