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実績館トピックス

2024年9月28日〜11月10日
十日町市博物館 JAPAN(漆器)のルーツ ―雪ふる縄文と世界遺産―


博物館では、秋季特別展「JAPAN漆器のルーツ―雪ふる縄文と世界遺産―」を開催します。縄文時代の人々は土偶どぐうに見られるような高い精神性をもち、精巧な漆工品しっこうひんの製作は現代の工業技術に通じる優れた手仕事といえます。漆の利用は、現代まで色彩だけではなく防腐の効果や接着剤として活用されていますが、その技術は縄文時代にはすでに確立されており、世界で最も古い漆文化が日本にはあります。
本展では、新潟県内や、北東北(青森県・秋田県・岩手県)にある世界遺産構成遺跡から出土した重要文化財指定品を含む土器や土製品を中心に約120点を展示して、縄文の美と心、その魅力に迫ります。

公式サイト:秋季特別展 JAPAN(漆器)のルーツ ―雪ふる縄文と世界遺産―( 外部リンク 外部リンク)

チラシ表

チラシ裏

会期

令和6年9月28日(土)~11月10日(日)

時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

観覧料

1,100円(常設展と共通、団体20名以上1,000円、中学生以下無料)

休館日

毎週月曜日(国民の祝日の場合は翌平日)

主な展示品

重要文化財 青森県三内丸山さんないまるやま遺跡 深鉢形土器ふかばちがたどき(三内丸山遺跡センター所蔵)
重要文化財 青森県是川中居これかわなかい遺跡 注口土器ちゅうこうどき(八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館所蔵)
秋田県指定文化財 大湯環状列石おおゆかんじょうれっせき 台付深鉢形土器だいつきふかばちがたどき(鹿角市教育委員会所蔵)
秋田県指定文化財 白坂しろざか遺跡 岩偶がんぐう(北秋田市所蔵)
岩手県御所野ごしょの遺跡 深鉢形土器(一戸町教育委員会所蔵)
十日町市指定文化財 中島なかじま遺跡 深鉢形土器(当館所蔵)
 上記を含む、約120点

記念講演会

「縄文漆工芸うるしこうげいの里 -是川石器時代遺跡これかわせっきじだいいせき-」
講 師:小久保こくぼ 拓也たくやさん(八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 学芸員)
日 時:10月12日(土) 13:30~15:00
会 場:十日町市博物館 講堂
定 員:40名(要申込・定員になり次第締切)
受講料:300円(特別展・常設展の観覧は別途有料)
申込み:電話・FAX・メールのいずれかで博物館へ

ギャラリートーク(学芸員による展示解説)

日 時:9月29日、10月13・27日、11月10日(いずれも日曜日) 全4回
 13:30~14:00(各回とも)
 会 場:博物館 企画展示室(参加にあたっては特別展の観覧料が必要)

本件に関するお問い合わせ

十日町市博物館
〒948-0072
 新潟県十日町市西本町一丁目448番地9
TEL:025-757-5531 FAX:025-757-6998
E-MAIL:museum.10@city.tokamachi.lg.jp十日町市博物館

十日町市博物館に関するプロジェクトレポート

「笹山遺跡出土深鉢形土器群」を鑑賞できる 国宝展示室
建築設計/展示施設設計/展示制作・工事

十日町市の多様で豊かな自然と歴史・文化を発信する拠点

本施設は、十日町市の多様で豊かな自然と歴史・文化を市民と共に探求し、保全・継承し、その価値を国内外に発信することを目的に設立された。展示は、3つの展示テーマへの興味を喚起する「導入展示・十日町プロローグ」を起点に、国宝火焔型土器をはじめとする縄文文化を豊富な実物資料で伝える「縄文時代と火焔型土器のクニ」、古代から現代まで受け継がれた「織物の歴史」、雪国特有の生活文化や信濃川と人々のかかわりを紹介する「雪と信濃川」で構成されている。
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