実績館トピックス
2023年5月20日~7月23日【終了】
北九州市平和のまちミュージアム 開館1周年記念企画展「B-29がやってきた ~北九州初空襲~」
昭和19(1944)年6月16日、八幡製鉄所を空襲するために47機のB29が北九州上空へと飛来し、約370発の500ポンド爆弾を投下しました。これが、B29による日本本土初空襲であり、以後本格化していく本土空襲のさきがけとなった出来事です。
この空襲を境に、北九州は「戦場」の一面を持つことになります。アメリカ側でいかなる準備がなされたのか、北九州ではどのような被害が出たのか。そして、空襲は国民にどのような影響をもたらしたのか―。
本展示では、30年以上にわたり空襲に関する資料を収集してきた工藤洋三氏協力のもと、米国立公文書館所蔵資料や当ミュージアムが所蔵する資料を用い、北九州初空襲の準備段階から、空襲の被害、空襲後の展開までを俯瞰し、その実相を明らかにします。
公式サイト 平和のまちミュージアム 開館1周年記念企画展「B-29がやってきた ~北九州初空襲~」開催のお知らせ( 外部リンク)
令和5年5月20日(土) ~ 7月23日(日)
北九州市平和のまちミュージアム内 企画展示室
日時:6月4日(日)、 7月16日(日) いずれも 14時 ~ (30分程度)
場所:北九州市平和のまちミュージアム内 企画展示室
日時:6月18日(日) 13:30 開演
場所:北九州市立子ども図書館2階 大研修室(小倉北区城内4-1)
譾師:工藤洋三氏(元徳山工業高等専門学校教授、空襲・戦災を記録する会全国連絡会議事務局長)
講演テーマ:「アメリカが記録した北九州初空襲」
定員:100名(無料、要申込)
申込方法:6月4日(日)より電話受付 ※定員になり次第、受付を終了させていただきます。
北九州市平和のまちミュージアム
小倉北区城内4番10号
電話:093-592-9300
URL:www.kitakyushu-peacemuseum.jp
北九州市平和のまちミュージアムに関するプロジェクトレポート
原爆の第一目標であった小倉の地で平和を見つめ直す
長崎に投下された原子爆弾の第一目標は小倉陸軍造兵廠であった。その跡地に建てられた当館は、北九州市の歴史を戦前の発展から戦争、空襲、そして戦後復興までを当時の資料や戦時下の体験談などを通して紹介し、戦争の悲惨さ、命の尊さ等について考えるきっかけとすることを目的とする。
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