ホーム > 実績館トピックス − 2023年6月16日~2023年8月3日 徳島県立文学書道館 書道特別展「小坂奇石ー自作の漢詩を書く」【終了】

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2023年6月16日~2023年8月3日【終了】
徳島県立文学書道館 書道特別展「小坂奇石ー自作の漢詩を書く」

徳島県海部郡美波町出身で、昭和の時代を代表する書家・小坂奇石(1901-91)は、28歳の頃から漢詩の勉強を始めました。漢学者の梅見有香、漢詩壇の第一人者・土屋竹雨らに師事して26年間学び、「漢籍の素養を持つ書家」として注目を集めました。
四季折々の風景などを詠った詩には、奇石の折々の心情が吐露され、書だけでは味わうことができない奇石の心奥が透けて見えます。今回の特別展では、自作の漢詩を題材にした書作品や陶磁器合わせて26点を展示し、詩の内容とともに高い書技と一体となった奇石作品の魅力を紹介します。
 公式サイト 書道特別展「小坂奇石ー自作の漢詩を書く」( 外部リンク 外部リンク)

 

チラシ表
 
チラシ裏
 

小坂こさか 奇石きせき(1901-91年)
徳島県海部郡美波町出身。 名は光太郎(みつたろう)。書は少年期に阿部捉龍に、その後、黒木拝石に師事した。 1957年、書道研究「璞社(ぼくしゃ)」を設立。
漢詩は29年、28歳のときに漢学者・梅見有香に師事。以後土田江南、増田半剣、長岡参寥、土屋竹雨の各氏に師事し、26年間にわたって学ぶ。
長年勤めた大阪ガスを定年退職後、奈良教育大学などで教鞭を執った。書家として初めて日本芸術院恩賜賞・日本芸術院賞を受賞、「書の本質は線にある」とし、“線の行者”として知られた。

とき

2023年6月16日(金)~2023年8月3日(木)
午前9時30分〜午後5時

休館日

月曜日(ただし7月17日は開館、翌18日休館)

ところ

1階特別展示室・ギャラリー

観覧料

一般:520円(410円)
高校・大学生:360円(290円)
小・中学生:260円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※高齢者(65歳以上)・各障がい者手帳をお持ちの方は半額。
※小・中・高校生は、土・日・祝日・夏休み期間は無料。

関連イベント

◆トーク「小坂奇石の漢詩と書」7/9(日)13:30 〜 15:00
 講師/佐藤芳越(璞社副会長)
 会場/1階ギャラリー
 定員/100人(応募者多数の場合は抽選)
 *無料だが、要申込
◆展示解説7/17(月・祝)・27日(木)
 11:00 〜 11:30
 *申込不要 観覧券必要

上記イベントに関するお問合せは下記まで

 徳島県立文学書道館
 〒770-0807 徳島市中前川町2-22-1
 phone: 088-625-7485
 fax:   088-625-7540
 E-mail: kotonoha@bungakushodo.jp

 

徳島県立文学書道館に関するプロジェクトレポート

基本構想/基本計画/展示制作・工事

言葉が溢れる「言の葉ミュージアム」

当館は、徳島の先人たちが切り開いてきた文学と書をテーマにその豊かな世界をめぐることによって、徳島の新しい文化の醸成を促す施設である。徳島の文学廻廊とも言うべき文学常設展示室では、モラエスや海野十三をはじめとする十人の文学者を中心に凝縮した知の世界を展開し、徳島文学地図では、言葉の力強さを映像によって表現している
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