ホーム > プロジェクトレポート − カップヌードルミュージアム

プロジェクトレポート 2011

カップヌードルミュージアム

創業者・安藤百福氏の「クリエイティブシンキング」をコンセプト
に、日清食品のファンを育む、五感で味わう体験型ミュージアム。

カップヌードルパーク
カップヌードルパーク   エントランスホール 百福シアター インスタントラーメンヒストリーキューブ クリエイティブシンキングボックス クリエイティブシンキングボックス マイカップヌードルファクトリー チキンラーメンファクトリー NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード
10
■日清食品の創業者・安藤百福氏の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を子供たちに伝える。

■大阪のインスタントラーメン発明記念館と差別化するためのキラーコンテンツの開発。
■安藤百福氏の語録から発明・発見のヒントとなる6つのキーワードをまとめ、印象的な現代アートの手法で表現。

■カップヌードルの製造工程を遊具に変換した「カップヌードルパーク」と、世界8カ国の麺を味わえる「NOODLES BAZAAR」。

子供たちの創造力や探究心を育み、日清食品のファンを作る、
企業ブランド戦略の最前線

世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」や、「カップヌードル」を発明し、地球の食文化を革新した日清食品創業者・安藤百福氏。その「クリエイティブシンキング=創造的思考」をコンセプトに、子供たち一人ひとりの創造力や探究心を芽吹かせ、豊かに育てる。そんな企業ミュージアムがカップヌードルミュージアムです。発明・発見の大切さを子供たちに伝え、日清食品のファンを育む、企業ブランド戦略の一環として2011(平成23)年9月に開館しました。
日清食品では1999年に大阪にインスタントラーメン発明記念館を開設しており、カップヌードルミュージアムは東日本、そして世界へ向けた新拠点として横浜市に整備されました。創業者・安藤百福氏の知名度が大阪に比べ首都圏ではやや低いことを改善することが、ミッションの一つでもありました。また、クライアント側のアートディレクターとして佐藤可士和氏が参画し、全体コンセプトの立案からデザインの監修まで一貫して行うことで、コンセプトである「クリエイティブシンキング」を体現するミュージアムとなりました。

食の発明家・安藤百福氏の「クリエイティブシンキング」を、
6つのボックスで体感

カップヌードルミュージアムの一番の課題は、発明・発見のヒントを学んでもらうため、安藤百福氏の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を子供にもわかる形で印象的な体験に昇華することでした。まず、安藤百福氏の語録からマインドをひも解き、それからクリエイティブな発想の原点となる6つのキーワードを設定。(「まだないものをみつける」「なんでもヒントにする」「常識にとらわれない」など)キーワードごとにメディアアートやトリックアートなどの手法を駆使した「クリエイティブシンキング ボックス」展示を開発しました。
何が出てくるかわからない期待感、ワクワク感を刺激する展示を通して、一人ひとりの創造性を育み、発明・発見のヒントを見つけることができます。

第三のキラーコンテンツも開発。毎年100万人の入館者数を記録

先行する大阪のインスタントラーメン発明記念館との差別化も大きな課題でした。大阪で行っているチキンラーメンファクトリー、マイカップヌードルファクトリーという2大コンテンツに対し、東京で新たな目玉となる第三のキラーコンテンツの開発が求められたのです。チキンラーメンファクトリーは、来館者が自ら小麦粉からチキンラーメンを手作りする工房。マイカップヌードルファクトリーは、自分でデザインしたカップにスープと具材を選び、世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルを作れる工房です。
この2大コンテンツに並ぶキラーコンテンツとして開発されたのが、カップヌードルの製造工程を遊具に変換した室内アスレチック「カップヌードルパーク」でした。来館者自身がカップヌードルの“麺”となり、製麺から出荷するまでの一連の工程を、楽しみながら全身で体感します。また、安藤百福氏が麺のルーツを探る旅「麺ロード」で出会った8カ国の麺を味わえるフードアトラクション「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」も開設。アジアのナイトマーケットをイメージした空間で、パスタや冷麺、トムヤンクンヌードルなど世界の麺文化を味わえる人気コーナーになっています。
1999年に大阪でインスタントラーメン発明記念館が開館した時、年間来館者は10万人に届きませんでしたが、その12年後、年間70万人にまで増加。カップヌードルミュージアムは、毎年100万人を超える来館者数を記録。最近では、「お湯と生きるプロジェクト」などCSRをテーマとしたミニコーナーを開設するなど、幅広い面で日清食品の企業ブランド育成に貢献しています。安藤百福氏の「クリエイティブシンキング」を中核に、進化し続ける企業ミュージアム。それがカップヌードルミュージアムです。

■展示空間の構成

■公式サイト http://www.cupnoodles-museum.jp
■所在地 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
■分野 企業文化施設
■設立主体 日清食品ホールディングス(株)、(財)安藤スポーツ・食文化振興財団
■開館年月 2011年(平成23年)9月17日
■規模 延床面積9,887㎡ 展示面積3,126㎡
■業務範囲 展示施設設計・施工
ヤンマーミュージアム

触れて、学べて、楽しめる!体験型のミュージアム

ヤンマー創立100周年事業の一環として整備された、エンターテイメントと学習が融合した体験型のミュージアム。「ここにしかない感動」をコンセプトに、色鮮やかな展示空間の中で、都市・大地・海洋というヤンマーの3つの事業フィールドに沿ったストーリーが展開する構成となっています。最大の目玉となるのが搭乗可能な農作業機械、全長約11mのボートを用いた操船シミュレーター、操縦可能なミニショベルなど。触れて、学べて、楽しめる体験展示が、主要ターゲットとなる小学生やそのファミリーの期待感を膨らませます。

プロジェクト事例検索
事業分野から探す
コミュニケーション課題から探す