プロジェクトレポート 2010特別史跡平城宮跡 第一次大極殿

大極殿の歴史的背景や研究成果を紹介

天井彩色を照らす照明(身舎部分)
天井彩色を照らす照明(身舎部分)
発掘~復原の研究を解説(庇部分)
発掘~復原の研究を解説(庇部分)
復原に用いた技術を解説(庇部分)
復原に用いた技術を解説(庇部分)
  • 天井彩色を照らす照明(身舎部分)
  • 発掘~復原の研究を解説(庇部分)
  • 復原に用いた技術を解説(庇部分)

大極殿の歴史的背景や研究成果を紹介

大極殿は様々な国家儀式を行うための施設で、内部には天皇が出御し、高御座とよばれる玉座に着座した。「大極」とは宇宙の根源をさし、古代中国の天文思想では北極星を意味する。
平城遷都1300年にあわせ建設された大極殿の内部展示整備では、発掘調査から復原に至るまでの研究成果を紹介するとともに、全体の演出照明をおこなった。
展示は基本的に庇部分に配置、建物の中心である身舎部分の歴史的空間の価値を妨げないよう構成した。さらに、展示什器は建物の観覧を妨げないよう高さを極力抑えると共に、全て可動式とした。
また照明計画では身舎の空間を庇の空間よりも明るくし、大極殿建物の背景にある求心的な設計思想を体感的に感じられるよう考慮し演出を行った。

所在地
奈良県奈良市佐紀町特別史跡 平城宮跡地内
分野
歴史
設立主体
文化庁
開館年月
2010年(平成22年)4月24日
規模
建築面積 1,574㎡
延床面積 1,032㎡
展示面積  858㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事

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