写真説明

1 導入部・一茶俳句の世界
2 「一茶の生涯と文学」コーナー
3 「一茶のふるさと」コーナー

所在地 長野県上水内郡信濃町柏原2437-2
館 種 文学
設立主体 信濃町
開館年月 2003年(平成15年)
4月
規 模 建築面積 872m2
延床面積 1,371m2
展示面積 312m2
業務範囲 施工
資料制作

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一茶の精神を伝える“カエル”

一茶記念館が建つ信州信濃町は、一茶が生涯愛し続けたふるさとである。一茶記念館の展示は、一茶の生涯を膨大な資料を活用して丁寧に紹介したものである。一茶が残した資料は、小さい文字でぎっしり文章と俳句が書かれたものや裏紙が使われた物など多岐にわたり、そのどれからも几帳面で、飾らず、素朴な一茶の姿が浮かび上がってきている。展示室は、この飾らず、素朴な一茶を表現するために、木は木、布は布の良さを生かした素材感のある空間づくりをめざしている。また展示の先導役として、所々に一茶を象徴する“カエル”を配し、空間に温もりのある面白味を付加している。さらにこの“カエル”は、館を特徴づけるアイテムとして、チケットやリーフレット、ミュージアムグッズにも展開し、小動物に愛情を注ぐ一茶の眼差しと、その精神を伝えている。

◆館の公式サイト