写真説明

1 5000万分の1惑星縮尺模型が大迫力の展示室
2 市民と展示企画が行えるホワイト・ホール
3 ヴィジュアル・アイデンティティ「宇宙を身近に

所在地 仙台市青葉区錦ケ丘9-29-32
館 種 自然
設立主体 仙台市、(株)仙台天文サービス
開館年月 2008年(平成20年)
7月1日
規 模 建築面積 25,039m2
延床面積 6,061m2
展示面積 1,176m2
業務範囲 展示企画・設計・制作
運営企画支援・ミュージアム・アイデンティティ

掲載ページの内容について許可なく
複製又は使用する事を禁止します。

30年間市民と成長し続ける展示室

市民が立ち上げ50数年の歴史を持つ仙台市天文台は、移転リニューアルの際にPFI事業方式を採用した。熱いファンに支えられた伝統とマインドも現代的にリニューアルするため当社でブランドデザインを構築、「宇宙を身近に」を施設運営、展示展開全体のコンセプトとしてビジュアル化した。展示では天文学や宇宙の不思議で来場者を魅了するだけでなく、来場者同士やスタッフとの対話を喚起する工夫を随所に取り入れた。手で触れて宇宙のしくみを理解する体験型解説装置は自動解説を廃し、来館者の試行錯誤が反映されるよう工夫した。市民と宇宙が主役であるため、全体のデザインはシンプルかつ暖かみのあるものをめざした。また運営スタッフとプログラム計画を十分に検討して什器を可動可変のものとし、職員と市民の手で展示を更新できるよう工夫、市民と共に成長する展示を実現した。

◆館の公式サイト