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日本民家園は、昭和42年の開館以来、滅びつつあった近世の古民家を移築・保存し公開する、日本では、数少ない野外博物館として30数年の歴史を誇る施設で、25件の文化財建造物が移築復原されている。本館は文化財建造物を積極的に活用して、あわせて民家の建築・民俗学的側面を通して日本文化を概観する拠点として新設した。 ●民家を建築学的側面・民俗学的側面の両方から伝えることのできる展示構成。 ●野外の展示古民家観覧への理解をうながす、概論展示の導入。 ●民家でのかつての生活をわかりやすく伝える模型と映像を組み合わせた特殊映像(虚像映像)装置の導入。 ●研究の進展に伴い、成果を展示替えできる可変展示壁の導入。