本施設は、登録有形文化財に指定された旧生駒町役場庁舎(昭和8年/1933年建設)を郷土資料館として改修した施設。
生駒は大阪と奈良をへだてる山塊で古代より修験道の聖地であり、役行者(えんのぎょうじゃ)の伝説をはじめ、奈良の大仏の造立に貢献した行基ゆかりの地でもある。
展示においては市民の方が、こうした地域の歴史の空間軸(地勢)と時間軸(歴史)さらに民俗や人物などを概覧することで興味を喚起し、フィールドへと誘うことを企図している。展示室には重要資料が展示できるエアタイトケースを整備。さらに可動パネル等により、様々な企画展の開催に対応できるフレキシブルな展示空間とした。また市民の方が企画・製作した生駒の歴史に取材した「紙芝居」や「かるた」をはじめ「タイムスリップ生駒すごろく」や土器パズル等、楽しみながら地域の歴史にふれる体験展示を取り入れている。
◆館の公式サイト
(http://ikoma-museum.jp/)所 在 地 | 奈良県生駒市山崎町11-7地内 |
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館 種 | 歴史 |
設立主体 | 生駒市 |
開館年月 | 2014年(平成26年)2月1日 |
規 模 | 建築面積 538.92m² 延床面積 515.44m² 展示面積 187.04m² |
業務範囲 | 展示施設設計 施工 |
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