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開館10周年を迎え、展示室の全面リニューアル計画に際し、既存の歴史・民俗展示から、多摩川からの取水口を市内に有す玉川上水を中心としたテーマ型展示へと、展示内容や構成の全体的な見直しがおこなわれた。 館の現状の調査・分析の結果、 ・小学校低学年の野外授業に活発に対応している施設であること ・多摩川への行楽客が数多く立ち寄る施設であること ・対岸に展示テーマとなる玉川上水の取水堰や水門が望める立地であること などの理由から、実大の水門環境造作や大型情景再現模型によって、実物のスケール感や構造の工夫、そして全体の位置関係などを、来館者に説明しやすい仕掛けとなるような展示を目指した。