白山国立公園は石川県、岐阜県、福井県、富山県にまたがる日本有数の山岳国立公園である。2012年には国立公園指定から50年の節目を迎え、白山国立公園の存在価値を再認識し、その自然の恵みを未来に守り育てるため、環境省が整備した新たな拠点施設である。
公園内には山麓の広大なブナの原生林、山頂を中心に広がる高山植物と希少な生き物が生息する。登山の起点となる市ノ瀬はこの地を訪れる登山者の重要拠点となっており、新たなビジターセンターは、それらの素晴らしい自然の魅力や、自然保護の取り組みなどの紹介に加え、正しい登山の知識を指導する登山教室や、自然との接し方を普及啓発する自然観察教室などの活動をおこなっている。今後は公園内の関連施設と連携し、更なる利用促進を図るための情報発信拠点となることが期待されている。
所 在 地 | 石川県白山市白峰(市の瀬) |
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館 種 | ビジターセンター(自然保護) |
設立主体 | 環境省・石川県 |
開館年月 | 2013年(平成25年)7月1日 |
規 模 | 展示面積 280m² |
業務範囲 | 展示施工 |
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