プロジェクトレポート 2016出島和蘭商館跡 第III期事業

世界とつながり続けた出島の再整理

筆者蘭人部屋2階「日本とつながる出島」
筆者蘭人部屋2階「日本とつながる出島」
銅蔵 1階「銅の収蔵再現」
銅蔵 1階「銅の収蔵再現」
カピタン部屋 1F階「体験学習展示」
カピタン部屋 1F階「体験学習展示」
筆者蘭人部屋 1階「世界とつながる出島」
筆者蘭人部屋 1階「世界とつながる出島」
組頭部屋 1階「炉跡遺構レプリカ」
組頭部屋 1階「炉跡遺構レプリカ」
銅蔵 2階「イベントスペース」
銅蔵 2階「イベントスペース」
十四番蔵 1階「出島築造と旧出島橋」
十四番蔵 1階「出島築造と旧出島橋」
十六番蔵 1階収蔵庫
十六番蔵 1階収蔵庫
十六番蔵 2階企画展示室
十六番蔵 2階企画展示室
外観 カピタン部屋と第Ⅲ期新6棟
外観 カピタン部屋と第Ⅲ期新6棟
  • 筆者蘭人部屋2階「日本とつながる出島」
  • 銅蔵 1階「銅の収蔵再現」
  • カピタン部屋 1F階「体験学習展示」
  • 筆者蘭人部屋 1階「世界とつながる出島」
  • 組頭部屋 1階「炉跡遺構レプリカ」
  • 銅蔵 2階「イベントスペース」
  • 十四番蔵 1階「出島築造と旧出島橋」
  • 十六番蔵 1階収蔵庫
  • 十六番蔵 2階企画展示室
  • 外観 カピタン部屋と第Ⅲ期新6棟

世界とつながり続けた出島の再整理

出島整備事業は復元された19世紀初頭の建物に、商館員のくらしが実感できる生活再現展示、復元過程や発掘調査など研究成果がわかる資料展示、参加体験型展示などの手法が用いられてきた。第Ⅲ期事業は、復元建物新6棟+既存展示改修において「つながる出島」をコンセプトに、江戸時代における世界と長崎、日本と長崎のかかわりについてヒト・モノ・コトの視点から出島全体の再整理をおこなった。「筆者蘭人部屋」は、プロジェクションマッピングやグラスビジョンによる映像で世界・日本と出島のつながりを伝えた。「十六番蔵」は出島初のRC造で収蔵庫、エアタイトケースなど内装を整備し、貴重な実物資料による企画展示が可能となった。「組頭部屋・銅蔵」は日本の重要輸出品であった銅の検査・保管状況を再現。「カピタン部屋」は、テーマに則ったハンズオン体験展示室を設置するなど、来訪者に楽しんでいただける空間づくりをした。

所在地
長崎県長崎市出島町6番1号
分野
歴史
設立主体
長崎市
開館年月
2016年(平成28年)10月
規模
延床面積  2,649㎡
展示面積  1,932㎡
業務範囲
展示施設設計
展示制作・工事

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