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プロジェクトレポート 2013

ヤンマーミュージアム

創業100 周年を迎えたヤンマーの歴史と事業領域を展示に。
「ここにしかない感動」を提供する体験型ミュージアム。

ヤンマーの事業を一望する展示室
ヤンマーの事業を一望する展示室 農作業の進化を伝える実機群 操作体験できるミニショベル 農業ゾーン:田植え機 まちづくりゾーン:本物のショベルカーの操作体験 まちづくりゾーン:本物のショベルカーの操作体験 海洋ゾーン:本物のプレジャーボートの操船体験 エネルギーゾーン:スマートボール 館内俯瞰
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■訪れるすべての人々が企業への理解と共感を形成する、体験型のミュージアムへ。

■企業と地域が連携する、新しい地域活性化の拠点づくり。
■施設設計や展示制作にとどまらない、企業文化事業としてプロデュース。

■地域連携、学校連携など地域と協働する事業計画の推進。

すべての来館者が“また来たい”と思える施設の実現へ。

本施設は、ヤンマー創業100周年事業の一環として整備された体験型のミュージアムとして、2013年3月に開館しました。「ここにしかない感動」をコンセプトに、世界で初めてディーゼルエンジンの小型化に成功したヤンマーの歴史、そして現在の農業・まちづくり・海洋といったヤンマーの事業領域に沿った、エンターテイメントと学習が融合した展示ストーリーを展開。大人から子供まで、誰もが楽しむことのできるミュージアムとなっています。
すべての来館者が“また来たい”と思える永く愛される施設という方針のもと、コーポレートブランド・イメージの強化、長浜市の地域活性化への貢献、小学生を中心とした次世代の教育への貢献、食料生産におけるイノベーション企業であることの発信など、ヤンマーの企業ブランドの育成と地域と連携した地域活性化の拠点づくりが本施設の目標とされました。

多様な課題に応える企業文化事業をプロデュース。

このような多様な課題を達成するために、本プロジェクトは、単に施設を設計し展示物を制作するのではない、企業文化事業としてプロデュースしました。まず、事業ミッションを策定するためのワークショップを開催。ヤンマーと私たちの協働で事業ミッションを構築しました。

  1. ここにしかない展示・体験を通じて、すべての来館者にチャレンジする楽しさを伝え、“感動”と“元気”を持ち帰ってもらう。
  2. “『食づくり』と『エネルギー(変換)』のSolutioneeringの歴史と未来への取り組み“を伝える。
  3. “創業の精神”、“企業理念”、社会で達成してきた“企業活動”を紹介し、ヤンマーのアイデンティティを来館者に伝える。

さらに、展示計画・設計と並行した運営計画の策定、ミュージアムのロゴや各種ツールのデザインにより館をブランドとして発信するVI計画の策定を行いました。
地域連携と地域活性化のために、地元・長浜市を代表する観光名所・黒壁とのカフェ・ショップパートナーの共同開発、滋賀県立琵琶湖博物館との共同ビオトープ開発、滋賀県および長浜市教育委員会や滋賀県校長会訪問などによる学校連携の実施などを推進。本プロジェクトへの地元の期待も高まっていきました。

 

2年間の濃密な挑戦を経て、ヤンマーの未来に貢献する施設を実現。

プロジェクトの推進にあたり、展示基本計画策定が重要なフェーズでした。策定されたミッション「1.ここにしかない展示・体験を通じて、すべての来館者にチャレンジする楽しさを伝え、“感動”と“元気”を持ち帰ってもらう。」を実現するために各種アクションを展開。生産拠点の調査、資料の調査、各事業部へのヒアリングを実施しました。これら調査分析に基づき、ヤンマープロジェクトチームの皆様の意見を反映しながら展示アイデアをブラッシュアップし、限られた施設空間の中に、エンジンの展示・ヤンマーの歩みの展示・5つの事業部の展示を立体的に配置しました。中でも、展示の目玉となる約11mのプレジャーボートを用いた操船シミュレーター、操縦可能なミニショベルなど、触れて・乗って・楽しめる体験展示が充実。主要ターゲットとなる小学生やそのファミリーの期待感やワクワク感を膨らませる展示となりました。
2年間の濃密な設計・製作の挑戦を通じて、ヤンマーの過去・現在・未来を伝える施設になったと、ヤンマープロジェクトチームから有り難い評価をいただきました。また運営計画で目標来館人数を掲げましたが、結果的に初年度11万人に迫る来館者を達成されています。

■展示空間の構成

■公式サイト http://www.yanmar.co.jp/museum/
■所在地 滋賀県長浜市三和町6-50
■分野 企業文化施設
■設立主体 ヤンマー株式会社
■開館年月 2013年(平成25年)3月21日
■規模 延床面積2,910.30㎡ 展示面積1,329.50㎡
■業務範囲 展示設計 運営計画 施工
安藤百福発明記念館 カップヌードルミュージアム

日清食品創業者・安藤百福の「創造的思考」を
コンセプトに、五感で味わうカップヌードルの世界。

日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」をコンセプトに掲げた全館体験型のミュージアムです。大阪のインスタントラーメン発明記念館で人気の「マイカップヌードルファクトリー」「チキンラーメンファクトリー」に加え、カップヌードルの工場に仕立てたアスレチック「カップヌードル パーク」と、アジアのナイトマーケットを再現した街で世界8カ国の麺を味わえる「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」を新設。展示では、安藤百福のクリエイティブシンキングを6つのアートで表現し、発明・発見のヒントをみつける斬新な試みを行っています。

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