写真説明

1 一般展示室 金属ハウスウエア産業の歴史といま
2 伊藤豊成コレクション 世界のスプーン館
3 体験室 スプーンをつくってみよう

所在地 新潟県燕市大曲4330-1
館 種 産業
設立主体 燕市
開館年月 2008年(平成20年)
11月23日
規 模 建築面積 839m2
延床面積 839m2
展示面積 331m2
業務範囲 展示施設設計
施工

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金属洋食器のまち、そのミームを捉え未来へつなぐ

世界に名だたる「洋食器のまち」として知られる燕市。江戸時代初期の和釘造りに端を発し、大正初期に始まった金属洋食器の製造により大きく発展、近年では航空機部品の製造などもこなす総合的金属産業集積地という貌をもつ。燕市産業史料館新館は、そんな燕市産地産業の底力と全体像をわかりやすく示すとともに、古今東西世界のスプーンを紹介するなど、多様な視点から洋食器の魅力を語る場となる。また「さわってみる」「つくってみる」などの体験的な要素を加味することで、何度きても楽しく学べ、「ものづくり」の魅力を再発見できる場となることを基本方針とした。建築は、一辺約10mの正方形の建物が5個並び、それを雁木状の通路が結ぶ構成。これは、ひとつひとつは小さくても、それがひとつにつながり集合体となることで大きな力を発揮する。そんな燕市のミームを表現したものとなっている。

◆館の公式サイト