写真説明

1 常設展示「新しき詩歌の時代」
2 常設展示「うたのことばに生きて」
3 和紙の回廊

所在地 宮城県仙台市青葉区北根2-7-1
館 種 文学
設立主体 仙台市
開館年月 1999年(平成11年)
3月28日
規 模 建築面積 2,377m2
延床面積 4,693m2
展示面積 682m2
業務範囲 基本調査
基本計画
展示施設設計
施工

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書斎的くつろぎ感と可変性の追及

文学館とは、文学者の人としての魅力やその文学世界を紹介するだけでなく、広く一般に文学の楽しさをつたえ、文学ファンの裾野を広げるという役割をもっている。そのためには、やはり本を読んでもらうのがもっとも早道である。仙台文学館では、展示室を書斎や教室のようなくつろぎ感に満ちた「読む」空間ととらえた。ケース周辺に配された椅子に腰掛け、資料やグラフィックパネルを見るのはもちろん、学芸員によってまとめられたスクラップ帳を手にとり、より詳細な情報や作品そのものを読むことができ、それについて語り合うことができる。…そんな長居したくなる空間をめざした。また、ミュージアムの展示資料がもつ情報量を100%引き出すためには、固定化された常設展示では対応しきれないという観点にたち、ケースやグラフィックパネルが簡単に展示替えできる、「可変性」を備えた展示空間をめざした点も特長となっている。

◆館の公式サイト