九州歴史資料館は1973(昭和48)年、太宰府市に開館以来、「大宰府史跡」の発掘をはじめとする九州における文化財の調査研究の中核を担ってきた。
同館の約40年にわたる調査研究の集大成を図るとともに、展示や収蔵・研究機能の拡充のため小郡市に場所を移し、新館が開館の運びとなった。
展示にあたっては、館が保有する豊富な文化財の魅力を引き出すとともに、保存環境に配慮したケースを整備し、建築と展示が融合した展示空間を創出。
また、展示室2階から資料を一望することができたり、発掘現場をのぞきこむような床下遺構展示等、様々な視点から展示資料と向かい合うことで、来館者に歴史への興味を誘発する仕掛けを全館にちりばめた。
さらに、体験学習キットを整備し、子どもから大人まで、楽しみながら学べるプログラムを充実させた。
◆館の公式サイト
(http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/kyureki/)所 在 地 | 福岡県小郡市三沢5208-3 |
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館 種 | 歴史 |
設立主体 | 福岡県 |
開館年月 | 2010年(平成22年)11月21日 |
規 模 | 建築面積 8,956.06m² 延床面積 11,802.07m² ※上記には一般収蔵庫棟を含む 展示面積 1,129.70m² |
業務範囲 | 展示施設設計 施工 |
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