プロジェクトレポート 2002前田土佐守家資料館

金沢で武家の文化に触れる

武家の生活を想像させる書院の再現
武家の生活を想像させる書院の再現
  • 武家の生活を想像させる書院の再現

金沢で武家の文化に触れる

前田土佐守家とは加賀藩初代藩主前田利家とその妻まつ(芳春院)の間に生まれた次男利政を祖とする家系であり、歴代当主は年寄役加賀八家の一を務めるとともに、芸術文化の道に秀で数多くの武具・美術品・文書資料を現代に残した。中でも五代直躬(なおみ)が整理した文書はその膨大な数によって武家の姿を後世に伝える上で貴重な資料となっている。多くの観光客が訪れる城下町金沢の中心に近い長町武家屋敷に建設された同資料館は、金沢観光の出発地点としての城下町案内機能を備えるとともに、前田土佐守家に伝わる歴史資料を展示し、禄高一万石を超える上級武士の藩政へのかかわり・日常生活・風雅な趣味・陪臣たちの暮らしを来館者に伝えている。また、常設展示室を抜けると東屋で休息を取るように庭園を眺められる庭園観賞室が設けられており、金沢における武家の文化を堪能できるしつらえとなっている。

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