写真説明

1 東洋美術展
2 考古資料展示
3 椅子に座り解説書を読む来館者

所在地 東京都新宿区西早稲田1-6-1
館 種 美術
設立主体 早稲田大学
開館年月 1998年(平成10年)5月
規 模 建築面積 1,510.61m2
延床面積 6,885.73m2
展示面積 908.50m2
業務範囲 展示設備製作

掲載ページの内容について許可なく
複製又は使用する事を禁止します。

モノを読む博物館
-大学博物館の将来像を見すえて-

會津八一記念博物館は、早稲田大学図書館として1925年(大正14年)に竣工した早稲田大学2号館に、その優美な姿を損なわないよう最小限の改修を加え設置された。展示資料は、會津八一博士蒐集の東洋美術コレクションをはじめ、考古学教室保管の日本及び世界各地の発掘資料、大学所蔵の多くの近代絵画そして大学史を物語る各種資料等々多岐にわたる。
會津八一記念博物館は、これらの資料を大学の共通の財産として公開すると同時に、資料の背後にある膨大な学術情報にも合わせてアクセスできる高度情報化ミュージアム、いわば『モノを読む博物館』として構想された。この思想はケースごとに設けられた椅子やケースの腰部を切り欠きつくられた書籍収納スリット(将来的には情報端末が配される予定)などにみることができる。椅子に腰かけ、おだやかな精神状態のもとで多くの資料を楽しめる。それが會津八一記念博物館の目指す大学博物館の将来像である。

◆館の公式サイト